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干渉認識(Interference Detection)

複雑なアセンブリでは、構成部品どうしの干渉を視覚的に判断することが難しい場合があります。 干渉認識(Interference Detection)では次を行うことができます:

  • 構成部品どうしの干渉部分をチェックします。

  • 正確な干渉ボリュームをシェイディングされたボリュームで表示します。

  • 干渉および非干渉構成部品の表示設定を変更し、干渉の確認を容易にします。

  • 圧入、ねじ山付きファスナーの干渉などの除外する干渉を無視するように選択します。

  • マルチボディ部品内のボディ間の干渉を含めるように指定します。

  • サブアセンブリを単一構成部品として取り扱うように指定し、サブアセンブリの構成部品間の干渉がレポートされないようにします。

  • 一致による干渉と標準的な干渉とを識別します。

アセンブリの干渉部分を調べるには:

  1. (アセンブリ ツールバーの)干渉認識 (Interference Detection)をクリックするか、またはツール(Tools)、干渉認識(Interference Detection)を選択します。

  2. 下記の説明に従ってPropertyManagerのオプションなどを設定します。

  3. 選択構成部品(Selected Components) で計算(Calculate)をクリックします。

    検知された干渉部分は、結果(Results)にリスト表示されます。 各干渉部分のボリュームは、各リストの右側に表示されます。 結果(Results)では次を実行できます:

    • グラフィック領域で赤でハイライトする干渉部分を選択します。

    • 干渉する構成部品の名前を表示するには、干渉部分を拡張します。

    • 干渉部分を右クリックし、選択部分の拡大表示(Zoom to selection)を選択してグラフィック領域の干渉構成部品を拡大表示します。

    • 干渉部分を右クリックし、無視(Ignore)を選択します。

    • 無視した干渉部分を右クリックし、無視しない(Un-Ignore)を選択します。

選択構成部品(Selected Components)

  • 干渉をチェックする構成部品(Components to Check): 干渉チェック用に選択された構成部品を表示します。 他の構成部品を事前に選択していない限り、トップ レベルのアセンブリは、デフォルトで表示されます。 アセンブリの干渉部分をチェックすると、その構成部品の全てがチェックされます。 もし一つの構成部品を選択するなら、その構成部品を含む干渉だけが報告されます。 もし2つ以上の構成部品を選択するなら、選択された構成部品間の干渉が報告されます。

  • 計算(Calculate): クリックして干渉部分をチェックします。

結果(Results)

検知した干渉部分を表示します。 各干渉部分のボリュームは、各リストの右側に表示されます。 結果(Results)で干渉部分を選択すると、グラフィック領域に赤でハイライト表示されます。

  • 無視/無視しない(Ignore/Un-Ignore): 選択した干渉部分に対して、無視/無視しないモード間を切り替える場合にクリックします。 干渉部分が無視(Ignore)に設定されている場合、一連の干渉の計算で、無視した状態が保持されます。 オプション(Options)の無視した干渉部分を表示(Show ignored interferences)を参照してください。

  • 構成部品ビュー(Component view): 干渉部分を干渉番号ではなく、構成部品名で表示します。

オプション(Options)

  • 一致する部分を干渉部分としてチェック(Treat coincidence as interference): 一致したエンティティは、干渉部分としてレポートされます。

  • 無視した干渉部分を表示(Show ignored interferences): 結果(Results)リストにグレイのアイコンで無視した干渉部分を表示する場合に選択します。 このオプションを選択解除すると、無視した干渉部分はリスト表示されません。

  • サブアセンブリを構成部品として扱う(Treat subassemblies as components): 選択すると、サブアセンブリは、単一の構成部品として扱われ、サブアセンブリ構成部品間の干渉部分はレポートされません。

  • マルチボディ部品の干渉部分を含む(Include multibody part interferences): マルチボディ内のボディ間の干渉部分をレポートする場合に選択します。

  • 干渉部品を透明にする(Make interfering parts transparent): 選択した干渉部分の構成部品を透明モードで表示する場合に選択します。

  • ファスナーフォルダーの作成(Create fasteners folder): ファスナー間(ナットやボルトなど)の干渉部分を 結果(Results)の下の別フォルダーに分離します。 ファスナーの干渉認識を参照してください。

干渉しない構成部品

選択したモードで干渉しない構成部品を表示します:

  • ワイヤフレーム

  • 非表示

  • 透明

  • 現在の設定を使用: アセンブリの現在の表示設定を使用します。

 



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