IGES ファイル(*.igs、*.iges)
以下は、SolidWorks でインポートおよびエクスポートできる です。 IGESトランスレータでは、IGES のサーフェスやBREPソリッドをインポート、およびエクスポートできます。 IGES エラー ファイルの情報は、IGES レポート ファイル (.rpt)にマージされています。
インポート(Import)
インポートしたファイルにワイヤフレーム ジオメトリが存在する場合、ソフトウェアはIGES データを読み取りIGESワイヤフレーム エンティティのためのカーブを形成します。 2D ジオメトリは、参照カーブとしてではなく、スケッチとしてインポートされます。
インポート IGES データからソリッドを形成する場合、別のソース システムでソリッド、またはサーフェスをトリム サーフェス( エンティティ タイプ 144) 、または非トリム サーフェス( エンティティ タイプ 128, 122, 120, 118, 114) としてエクスポートしてください。 また、 変換の精度を高めるため、有効数字( 精度) を可能な限り高く設定してください。
IGES ファイル内の 3D カーブを、3D スケッチ エンティティとしてインポートできます。 インポート オプション(Import Options)ダイアログボックスで座標点/カーブエンティティ(Free point/cur(Free point/curve entities)チェックボックスを選択し、スケッチとしてインポート(Import as sketch(es))をクリックします。
IGES トランスレータではカーブ色のインポートをサポートしています。
複数のレベルを含む IGES ファイルをインポートする際、インポートするレベルを選択できます。 インポート オプション(Import Options)ダイアログ ボックスでIGES レベル表示(Show IGES levels)オプションを選択し、IGES読み込み – サーフェス、カーブ、レベル(IGES-In Surfaces, Curves, and Levels)ダイアログ ボックスを表示してください。
インポート サーフェス データがスムーズでない場合 、SolidWorks はサーフェスを修復しようとします。
エクスポート(Export)
IGES トランスレータは、SolidWorks の部品ドキュメントとアセンブリ ドキュメントを IGESファイルとしてエクスポートします。 IGES フォーマットにエクスポートした部品やサーフェスでは、部品やサーフェスの色が保持され、シェイディング表示(Shaded)中に色付きで表示されます。
サーフェスとソリッドを同じ IGES ファイルにエクスポートできます。
非表示の構成部品や抑制されている構成部品をもつSolidWorks のアセンブリ ドキュメントをIGES フォーマットにエクスポートすると、ダイアログボックスが表示され、これらの構成部品を抑制解除するかどうか問われます。
IGES トランスレータでは、アセンブリ ドキュメントを IGES ファイルとしてエクスポートする際、レイヤーがサポートされます。 エクスポート オプション(Export Options)ダイアログ ボックスで、サーフェス表現/システム プリファレンス(Surface representation/System preference)をMASTERCAMに指定する必要があります。 IGES ファイルのアセンブリ構成部品は、Mastercam(R)あるいは他のアプリケーションでオン/オフに設定できるレイヤー上に表示されます。
関連トピック
一般のインポート オプション(General Import Options)
IGES エクスポート オプション(IGES Export Options)