スケッチ拘束(Sketch Relations)

幾何拘束

選択するエンティティ

結果として生じる幾何拘束

水平(Horizontal)または鉛直(Vertical)

直線1 つ以上 / 点2 つ以上

直線は(現在のスケッチ空間によって決定される)鉛直または水平になります。 点は水平または鉛直に整列されます。

同一線上（Collinear）

直線2 つ以上

これらのアイテムは同じ無限線上に指定されます。

同一円弧(Coradial)

円弧2 つ以上

これらのアイテムには同じ中心点と半径が指定されます。

垂直（Perpendicular）

直線2 つ

アイテム2 つは互いに垂直に指定されます。

平行（Parallel）

直線2 つ以上

3Dスケッチで直線１つと平面 (または平坦な面)

アイテムは互いに平行に指定されます。

直線は選択された平面に対して平行になります。

平行YZ(ParallelYZ)

3Dスケッチで直線１つと平面 (または平坦な面)

直線は選択した平面に対するYZ平面と平行に配置されます。

平行ZX(ParallelZX)

3Dスケッチで直線１つと平面 (または平坦な面)

直線は選択した平面に対するZX平面と平行に配置されます。

Zに沿う(AlongZ)

3Dスケッチで直線１つと平面 (または平坦な面)

直線は選択した平面に垂直に配置されます。

グローバル軸への拘束は、 X軸に沿う(Along X)、Y軸に沿う(Along Y)、Z軸に沿う(Along Z)と呼ばれます。 ローカルな平面への拘束は、水平(Horizontal)、鉛直(Vertical)、垂直方向(Normal)と呼ばれます。

正接(Tangent )

１つの円弧、スプライン、楕円と、もう １ つの円弧または直線

アイテム2 つは正接に指定されます。

同心円（Concentric）

円弧 2 つ以上 / 点1 つと円弧1 つ

円弧は同じ中心点を共有します。

中点（Midpoint）

直線２つ、または点１つと直線１つ。

点は直線の中点に指定されます。

交点(Intersection)

直線 2 つ と 点 1 つ

点は直線の交点に指定されます。

一致（Coincident）

点1 つと直線1 つ 点1 つと円弧1 つ 点1 つと楕円1 つ

点は直線、円弧あるいは楕円の上に配置されます。

等しい値（Equal）

直線2 つ以上/ 円弧2 つ以上

直線の長さまたは半径値が等しくなるように指定されます。

等曲率(Equal Curvature)

2つのスプライン

曲率の最小半径（radius of curvature） と、ベクトル(方向)は2つのスプライン間で一致します。

対称(Symmetric)

中心線1 つと、続いて次のアイテムをそれぞれ2 つ: 点、直線、円弧、楕円

アイテムは中心線から等しい距離で、中心線に対して垂直な線上に指定されます。

固定(Fix)

任意のエンティティ

エンティティのサイズと位置は固定されます。 しかし、固定された直線の両端点は、無限線上に沿って自由に延長/短縮することができます。 また、円弧あるいは楕円セグメントの端点は、それと重なる全円あるいは楕円に沿って自由に延長/短縮することができます。

貫通(Pierce)

スケッチ点1つと続いて次のアイテムを1つ：軸1つ、エッジ1つ、直線1つ、スプライン1つ

スケッチ点は、軸、エッジ、カーブがスケッチ平面を貫通する位置に一致するように指定されます。 貫通幾何拘束は ガイド カーブをもつスイープ (Sweeps with Guide Curves) で使用されています。

マージ点拘束(Merge Points)

2つのスケッチ点または端点

2つのスケッチ点は、マージされ、1 つのスケッチ点になります。

• 直線に対して指定する幾何拘束はスケッチされた直線部分のみではなく、無限長線に対して定義されます。 そのため、関係付けられた一部のアイテム同士が、実際に接続しない場合があることに注意して下さい。

• 円弧や楕円のスケッチ セグメントに対して指定する幾何拘束はスケッチされたセグメント部分のみではなく、完全 な円や楕円に対して定義されます。

• また、スケッチ平面上にないアイテムに対して拘束を定義すると、スケッチ平面に表示されるアイテムの投影に対して拘束が指定されます。

• エンティティ オフセット と エンティティ変換 を使用すると自動的に追加の幾何拘束関係が作成されます。