組み合わせた寸法(Combining Dimensions)
部品を完全に拘束するためには、２つ以上のフィーチャーに同じ寸法と幾何公差をそれぞれ適用する必要があります。ショートカットメニューを使って寸法と幾何公差を一つの仕様に組み合わせることができます。
位置寸法を組み合わせるためには：
組み合わせを行う寸法をもつモデルを開きます。例えば、次の3つの寸法を1つに組み合わせることができます。
位置寸法を組み合わせる場合、すべてが同じ原点フィーチャーを持つ必要があります。
Ctrl キーを押して 3つの寸法を左から右へ選択します。
右クリックし、寸法の結合(Combine Dimension)を選択します。
寸法には、自動的にインスタンス数が追加され、最後に選択された寸法に結合されます。
寸法を個別の寸法に戻すために、組み合わされた寸法を右クリックし、組み合わせた寸法の分解(Break Combined Dimension)を選択します。幾何公差を組み合わせ、または分解するためのオプションは、幾何公差記号の組み合わせ(Combine Gtol) と 組み合わせ幾何公差記号のブレーク(Break Combined Gtol)です。
サイズ寸法と幾何公差記号を組み合わせるには：
組み合わせを行うサイズ寸法と幾何公差記号をもつモデルを開きます。例えば、以下の3つの寸法を1つに組み合わせることができます。
Ctrl キーを押して2つのサイズ寸法を左から右へ選択します。
右クリックし、寸法の結合(Combine Dimension)をクリックします。
寸法には、自動的にインスタンス数が追加され、最後に選択された寸法に結合されます。
幾何公差記号のみを組み合わせる場合、右クリックして 幾何公差記号の組み合わせ（Combine Gtol）をクリックします。幾何公差記号を組み合わせる場合、適用されている記号、幾何公差、データムは同じである必要があります。