ファイルを開く(Opening Files)
次の情報はいくつかの CAD システム特有のものです。 該当する情報に関しては、SolidWorks eDrawings 機能マトリックス(SolidWorks eDrawings functionality matrix)を参照してください。
SolidWorks eDrawings Viewer で既存ファイルを開くには、開く
(Open)ツールを使用します。
読み取り専用のファイル、またご使用の CAD アプリケーションや別のeDrawings Viewerで既に開かれているファイルを開くと、この旨をプロンプトするメッセージボックスが表示されます。 ファイルを読み取り専用ファイルとして開くことはできますが、変更を保存しようとすると、メッセージボックスが表示されます。 OKをクリックし、メッセージボックスを閉じる際、指定保存(Save As)ダイアログ ボックスが表示されます。 ここで、ファイルを別の名前で保存することができます。
eDrawings Viewer では Detached Drawing ドキュメントの全ての情報が表示されるわけではありません。 Detached Drawing ドキュメントの全ての情報を表示するには、SolidWorks で eDrawings 図面ドキュメントを作成するか、その図面ドキュメントを標準の(Detached Drawing ではなく)図面として再保存します。
2008 とそれ以降で保存された場合は、開く(Open)ダイアログ ボックスに eDrawings、SolidWorks、作成されたファイルのプレビューが表示されます。 プレビューには、Windows エクスプローラで指定されているユーザー定義プロパティのすべての変更が表示されます。
ファイルを開くには:
開く (Open)
または ファイル(File)、開く(Open)をクリックします。
ファイルの種類(Files of type)を次のいずれかに指定します:
eDrawings ファイル (*.eprt, *.easm, *.edrw)
SolidWorks ファイル (*.sldprt, *.sldasm, *.slddrw)
eDrawings Viewer では、SolidWorks 97Plus とそれ以降で作成されたすべての SolidWorks ドキュメントを開くことができます。
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DXF/DWG Files (*.dxf, *.dwg)。 eDrawings では次がサポートされます:
3DXML Files (*.3dxml)
XML Paper Specification (XPS) Files (*.edrwx, *.eprtx, *.easmx)
SolidWorks で指定保存(Save As)を使用して XPS ファイルを生成し、eDrawings で、eDrawings ファイルと同様に使用します。
XPS Viewer は Vista オペレーティング システムに含まれ、Windows XP と Server 2003 オペレーティング システムに SolidWorks をインストールする際に .NET Framework 3.0 と共に配布されます。
eDrawings がコンピュータにインストールされている場合は、XPS ファイルをダブルクリックすると XPS Viewer ではなく、eDrawings で開きます。
XPS Viewer あるいは eDrawings Viewer を使用して XPS ファイルを配布できます。
Pro/ENGINEER 図面はインポートできません。
Pro/ENGINEERファミリーのテーブル インスタンスを使用しているモデルを正しくインポートするには、XPRおよびXASのアクセラレータ インスタンス ファイルが含まれている必要があります。 これらのアクセラレータ インスタンス ファイルは Pro/ENGINEER ではオプションになりますが、eDrawings では必要条件になります。 テーブル インスタンスによってトップ レベルのアセンブリが変更される場合は、ASM ファイルではなく、そのインスタンスに対応する XAS ファイルを開きます。
部品ファイル内の色は認識されますが、アセンブリ レベルで適用された色は認識されません。
アノテート アイテム、スケッチ、およびレイヤのような特定のPro/ENGINEER アイテムはインポートされません。
STL (*.stl)
SolidWorks テンプレート ファイル (*.prtdot, *.asmdot, *.drwdot)
全ファイル (*.*): サポートされている上記のファイルのみ、eDrawings Viewer で開くことができます。
eDrawings は SolidWorks Simulation と SolidWorks SimulationXpress のデータがある場合はそれを eDrawings 部品/アセンブリで表示することをサポートします。 詳細は、Simulation データの表示(Viewing Simulation Data)を参照してください。
ファイルを読み取り専用ファイルとして開くには、読み取り専用ファイルとして開く(Open as read-only) を選択します。
ファイルを選択し、開く(Open)をクリックします。
XREF(相互参照)を含む DXF/DWG ファイルをインポートした場合、eDrawings は自動的に XREF を解決しようとします。 XREF が解決されない場合は、相互参照の解決(Resolve XRef)ダイアログ ボックスが表示されます。 ファイルをスキップする(Skip file)をクリックし、XREF ファイル無しの DXF/DWG ファイルをインポートするか、XREF ファイルを検索し、選択してから開く(Open)をクリックしてファイルを開きます。 詳細は DXF/DWG ファイル XREFs を参照してください。
レビュー機能が有効なファイルの作成と使用に関する詳細は、レビュー機能が有効なファイル(Review-Enabled Files)を参照してください。
web フォルダーからファイルを開く(open files from web folders)も参照してください。
部品をアセンブリから開く(Open Parts from Assemblies)
アセンブリから、部品やサブアセンブリを別のウィンドウで開くことができます。
アセンブリから部品ファイルを開くには:
グラフィックス領域あるいは FeatureManager デザインツリーで部品を右クリックして、新規部品ドキュメント(New Part Document)を選択してください。
アセンブリからサブアセンブリを開くには:
FeatureManager デザインツリーでサブアセンブリを右クリックし、新規アセンブリ ドキュメント(New Assembly Document)を選択します。
ユーザー定義プロパティ(Custom Properties)
Windows エクスプローラで、SolidWorks でファイルを開くことなく SolidWorks ファイルのユーザー定義プロパティを編集できます。 ファイルは SolidWorks 2008 とそれ以降で作成する必要があります。
Windows エクスプローラでユーザー定義プロパティを編集するには:
Windows エクスプローラでファイルを右クリックし、プロパティ(Properties) を選択します。
カスタム(Custom)または概要(Summary)タブでプロパティを編集します。
適用をクリックし、OKをクリックします。
例えば、図面の注記とリンクするプロパティを更新できます。 図面を eDrawings で開くと、注記の変更が図面とプレビューに表示されます。