接触(Contact)
プログラムは、自動的に物体と衝撃面の接触条件を計算します。 アセンブリ内にある異なる構成部品の面間には、接触条件を定義することが可能です。 全体および部品接触条件については、フリー(相互作用無し)(Free (No interaction))とボンド(クリアランスなし)(Bonded (No clearance))のみが許可されます。 局所接触条件については、フリー(相互作用無し)(Free (No interaction))とボンド(クリアランスなし)(Bonded (No clearance))のオプションに加えて、接触(No penetration)の接触オプションが使用可能です。
スタディでは、アセンブリ構成部品が衝撃中または衝撃後に分離することを考慮しません。 ただし、応力結果と接触荷重によってはこの可能性を評価できるかもしれません。 未結合のボディは、衝撃平面に接触するまでか、あるいは接触(No penetration)の接触条件がアクティブになるまで重力方向に移動します。
落下試験スタディでは、点-点接触は使用できません。
摩擦(Friction)
ボディと衝撃平面間、および接触(No Penetration)の接触条件オプション付きの接触アイテム セットに対しては、摩擦係数を指定できます。
エネルギー ロス(Energy Loss)
摩擦、減衰、または塑性変形(von Mises 塑性材料の場合)によってエネルギー損失が発生します。 減衰は考慮されません。 すべての材料が線形弾性で摩擦係数が 0 に設定されている場合は、衝撃によるエネルギー損失は発生せず、モデルは永久にバウンドし続けます。
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落下試験解析の実施