ワイヤ編集(Edit Wires)
ルート サブアセンブリ内のコネクタ間にパスを定義した後、ケーブル/ワイヤ データをパスと関連付けられます。 ルート直径は、各パスで選択したケーブルの直径やワイヤの直径を反映するよう更新されます。
パスに関連付けられているケーブル/ワイヤ データを追加、または編集するには:
電気ツールバーのワイヤ編集
をクリックするか、またはルーティング、電気(Electrical)、ワイヤ編集(Edit Wires)をクリックします。
ワイヤ編集(Edit Wires)PropertyManager が表示されます。
ワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)のアイコンとテキストの色は、ケーブル、コア、またはワイヤのステータスを示します。
テキストの色 |
ステータス(Status) |
赤紫
|
ワイヤのパスは定義されていません。 |
黒
|
ワイヤのパスは定義されています。 |
赤
|
ワイヤのパスにエラーがあります。 エラーメッセージを表示するには、ワイヤ名を選択し、 エラー内容表示(Whats Wrong?)をクリックします。 . |
使用するワイヤとケーブルを指定するには:
PropertyManagerでワイヤ追加
(Add Wire)をクリックします。
ダイアログボックスのライブラリ ファイル(Library File)で使用するライブラリ ファイルを指定します。
ライブラリで使用可能なすべてのワイヤやケーブルは選択ワイヤ(Select Wires)に表示されます。 ケーブル/ワイヤ ライブラリに定義されているようにワイヤ名(Wire name) またはケーブル名(Cable name)ごとにリスト表示されています。
選択ワイヤ(Select Wires)でアセンブリで使用するワイヤ、またはケーブルを選択し、追加(Add)をクリックします。
ワイヤ、またはケーブルが選択ワイヤ(Select Wires)に追加されます。
必要に応じて上記のステップを繰り返し、追加のワイヤやケーブルを選択します。
ワイヤやケーブルは、複数回選択できます。 例えば、20g_blueの一部を使用してコネクタ A からコネクタ B へルートを作成し、また更に20g_blueの一部を使用してさらにコネクタ A からコネクタ Cへルートを作成する場合、選択ワイヤ(Select Wires)で20g_blue を2回選択します。
OK をクリックします。
選択したワイヤとケーブルがPropertyManagerのワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)に表示されます。
ケーブル リストの各コアを表示するには
を拡張します。
各ワイヤやケーブルのコアにパスを指定するには:
PropertyManagerでワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)でワイヤ、またはコアを選択します。
パス選択(Select path)をクリックします。
ワイヤ、またはコアの名前はセグメント選択(Select segments)の上にリスト表示されます。
グラフィック領域で、 選択ワイヤのパスを定義するルートのセグメントを、1つのコネクタで開始し、別のコネクタで終了する形で選択します。
これらのセグメントはセグメント選択(Select segments)に表示されます。
セグメント選択(Select segments)リストの選択アイテムの順番を逆にするには、 順序変更(Reorder)をクリックします。 これにより、始点(From)コネクタとして定義されているコネクタと終点(To)コネクタとして定義されているコネクタが変更されます。
をクリックします。
次のワイヤ、またはコアの名前はセグメント選択(Select segments)の上に表示されます。
ステップ3からステップ4を繰り返して各ワイヤやコアのパスを定義します。
をクリックします。
ワイヤのパスが定義されます。 各ワイヤのカット長さがワイヤ名の後に角括弧で括られて表示されます。 計算されたルート直径は、各パス用に選択したケーブルの直径やワイヤの直径を基準として更新されます。 モデルは、おおまかに正しい直径を表示するようグラフィック領域で更新されます。
注記:
ワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)でワイヤ名を選択すると、ワイヤ用のデータ(ワイヤ/ケーブル仕様(Wire/Cable spec)や構成部品参照(From Component ref)など)が構成部品参照(From-To Parameters)に表示されます。 ピン(Pin)にワイヤに関連付けるコネクタピンの名前を入力できます。
ルートに多くの変更を加えた場合、ワイヤ更新(Refresh Wires)
をクリックして確実にすべてのワイヤのルートが更新され、ルート直径が再計算されるようにします。
パスを定義した後でパスや接続性データ (構成部品参照(Component ref)とピン(Pin))を失わずにワイヤやケーブルを置き換えることができます。 既存のワイヤやケーブルと同一のパスに沿って新規のワイヤやケーブルを追加することもできます。
1つのワイヤを別のワイヤと置き換えるには:
PropertyManagerのワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)で置き換えるワイヤ、またはケーブルを選択します。
Click ワイヤの置き換え
(Replace Wire)をクリックします。
ダイアログボックスで、使用する新規のワイヤ、またはケーブルを選択し、選択ワイヤ(Selected Wires)に追加します。
OK をクリックします。
メッセージボックスで次をクリックします。
最小ベンド半径の条件に対する違反を修正するには:
ワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)で最小ベンド半径の条件に違反するアイテムを右クリックし、ルート修復(Repair route)を選択します。
異なる修正方法をプレビューするには、次のいずれかを実行します:
修正方法を承認する場合は、グラフィックス領域をクリックするか、PropertyManagerで
をクリックします。
ワイヤを削除するには:
ワイヤの始点-終点リスト(Wire From-To List)で削除するワイヤを選択します。
ワイヤ削除(Delete Wire)
をクリックし、はい(Yes)をクリックして確定します。