トランジションによってトリガーされるアクションを定義するには、トランジション アクション(Transition Action)ダイアログ ボックスを使用します。
このダイアログ ボックスを表示するには、ワークフロー エディタでトランジションをクリックします。 プロパティダイアログ ボックスのアクションタブで、アクションの追加(Add Action)をクリックするか、アクションをクリックしてからアクションの編集をクリックします。
説明 |
説明を入力します。
メール送信(Send Mail)アクションで、説明はメッセージの件名として使用されます。 システム変数を含めるには、 をクリックし、変数(トランジション アクションの変数(Transition Action Variables))を選択します。 例: ファイル %filename% は、承認準備が完了しました
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タイプ |
選択に基づいて、ダイアログ ボックスの下部に、種類別オプションが表示されます。
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アイテムを実行(Run for items) |
このアクションをアイテムに適用します。 アイテム(Items) を参照してください。
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カスタムBOMを実行(Run for named bills of materials) |
(種類(Type)が変数設定(Set Variable)のときは利用不可) このアクションをカスタムBOMに適用します。
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ファイルを実行(Run for files) |
このアクションをファイルに適用します。 これを選択すると、次の拡張子を持つファイルのみを実行(Only run for files with these extensions)を使用して、特定のファイル タイプにアクションを限定することができます。
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次の拡張子を持つファイルのみを実行(Only run for files with these extensions) |
ファイルを実行(Run for files)が選択されている場合のみ利用可) 特定のファイル タイプに限定して、アクションを実行します。 1つ以上のファイル拡張子をセミコロン(;)で区切って指定します。
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コマンドを実行(Execute Command)
以下のオプションは、種類がコマンドを実行の場合のみ利用可能です。
実行するコマンドを入力(Enter command to execute) |
実行可能ファイルのフル パス(クライアント コンピュータからトランジションを実行する場合と同じ指定)を指定するか、既に Windows に登録されている場合は、実行可能ファイルの名前を指定します。 コマンド ラインまたは から実行可能ファイルを実行する場合と同じパスを指定します。 .また実行可能ファイルの実行に必要なパラメータを含めます。
 をクリックし、以下のいずれかを実行可能ファイルにパラメータとして渡します。
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ファイル名 - トランジションを通過するファイルのファイル名です(例: part.sldprt)。
- ファイル パス - トランジションを通過するファイルのフル パスです(例: c:\vault\proj1\part.sldprt)。
- フォルダパス - トランジションを通過するファイルのフォルダへのパスです (例: c:\vault\proj1)。
- 環境変数 - USERNAME などの環境変数。
例えば、ユーザーがメモ帳を使用してトランジション ファイルを編集できるようにするには、 notepad.exe File Pathと指定します。
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開始されたプログラムが終了するまでお待ちください(Wait until the started program terminates) |
プログラムが終了するまで、Enterprise PDM のアクティビティを中止します(例えば、他のトランジション アクションを中止します)。
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タスクを実行(Execute Task)
このオプションは、種類(Type)がタスクを実行(Execute task)の場合のみ利用可能です。
XMLへデータをエクスポート(Export Data to XML)
以下のオプションは、種類が XML へデータをエクスポートの場合のみ利用可能です。
XMLからデータをインポート(Import Data from XML)
以下のオプションは、種類が XML からデータをインポートの場合のみ利用可能です。
リビジョンの増加(Inc. Revision)
種類が
リビジョンの増加の場合に使用できる追加のオプションはありません。
Enterprise PDMは、リビジョンの増加(Inc. Revision)アクションでは、データのファイル データ カード変数にリビジョン番号を書き込みません。 必要に応じて、別の変数設定(Set Variable)アクションを作成してください。
メール送信
以下のオプションは、種類がメール送信の場合のみ利用可能です。
新しい名前(To) |
メッセージを受信するユーザーまたはグループをリストします。
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メッセージ |
メッセージ本文が表示されます。 システム変数を含めるには、  をクリックし、変数を選択します。 例: ブライアン、%projectpath%%filename%の承認準備ができました。%user%
変数は、メッセージの生成時に値が代入されます。
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変数設定
以下のオプションは、
種類が
変数設定の場合のみ利用可能です。
ファイル データ カード変数をトランジション アクションから更新すると、Enterprise PDM は、そのファイルの新しいバージョンを作成します。 ファイルに参照が含まれている場合、新しいバージョンに従ってその参照が更新されます。
変数 |
更新するデータ カード変数が表示されます。 読み取り専用の種類(Type)フィールドに、変数のデータ タイプが表示されます。
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コンフィギュレーション |
変数を更新するデータ カードの特定のコンフィギュレーション タブを指定します。
利用可能なすべてのコンフィギュレーションを更新するには、このフィールドを空のままにします。
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値(Value) |
変数の値を設定します。 システム変数を含めるには、 をクリックし、変数を選択します。 例えば、Checked by %user%と入力し、トランジションを実行するユーザーの名前がBillの場合、変数がChecked by Billに設定されます。
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