SolidWorks 部品の溶接構成部品の長さと個数を表示するには、溶接カットリストの BOM タイプを使用します。
この BOM タイプは、変数がユーザー定義プロパティ UNIT_OF_MEASURE (SolidWorks カットリスト アイテムに定義されるBOM 数量(BOM quantity)プロパティの値を抽出)にマップされ、 SolidWorks 部品データカードと動作します。
Enterprise PDM 2009 以上でインストールされるデフォルト バージョンの BOM タイプとデータカードにはこのマッピングが含まれています。 以前のバージョンの Enterprise PDM で作成されたボルトをアップグレードする場合、デフォルトの BOM タイプとデータカードをインポートできます。
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デフォルトの溶接カットリスト BOM タイプをインストールするには <インストール_ディレクトリ>\Program Files\SolidWorks Enterprise PDM\Default Data\all_workflow_<言語>.cex をインストールします。
ボルト設定のインポート(Importing Vault Settings) を参照してください。
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デフォルトの SolidWorks データカードをインストールするには <インストール_ディレクトリ>\Program Files\SolidWorks Enterprise PDM\Default Cards\all(sldprt_prt)_<言語>.crd をインストールします。
データカードのインポート(Importing a Data Card) を参照してください。
古い SolidWorks 部品データカードを設定し、溶接カットリスト BOM タイプと使用することもできます。
SolidWorks 部品データカードを設定し、溶接カットリスト BOM を作成するには:
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カード(Cards)とファイル カード(File Cards)を展開し、SolidWorks 部品カード (sldprt)(SolidWorks Part Card (sldprt))をダブルクリックします。
- カードに溶接カットリストの長さの値を表示するための編集ボックスが含まれていない場合は、編集ボックスを追加してBOMの数量(BOM Quantity)を変数名(Variable name)として選択してください。
- 変数名(Variables)をクリックします。
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変数の編集(Edit Variable)ダイアログ ボックスの属性(Attributes)で、次を行います:
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ブロック名(Block name)でCustomPropertyを選択します。
- 属性名(Attribute name)として UNIT_OF_MEASURE と入力します。
- ファイル拡張子として sldprt, sldasm を入力します。
- OK をクリックします。
- カードを保存します。
- 部品表(Bill of Materials)を展開し、溶接カットリスト(Weldment Cutlist)をダブルクリックします。
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部品表(Bill of Materials)ダイアログ ボックスで、構成部品長さの値の列を定義するために、選択されたコラム(Selected column)で次を行います:
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変数(Variable)にBOMの数量(BOM Quantity)を選択します。
- 名前(Name)に Length を入力します。
- 幅(Width)と整列(Alignment)の列を指定します。
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構成部品の数量を表示するための列を定義するには:
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変数(Variable)に<参照数 (BOMに含まれる数量は無視)>(<Reference Count (BOM Quantity disregarded)>)を選択します。
- 名前(Name)に Qty を入力します。
- 幅(Width)と整列(Alignment)の列を指定します。
溶接構成部品の長さの値は、SolidWorks で
BOMの数量(BOM quantity) として定義されている構成部品プロパティから抽出されます。 溶接部品がボルトにチェックインされた場合、チェックイン コマンドはすべての溶接構成部品を参照アイテムとして表示します。
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部品の内容(Contains)タブで構成部品を右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。 長さの値はBOMの数量(BOM Quantity)の変数に表示されます。
- 部品表(Bill of Materials)タブで、溶接カットリストの各溶接構成部品の長さと数量が表示されます。