フィット スプライン
フィット スプライン
(Fit Spline) ツールは、スケッチセグメントをスプラインに適合させるときに使用します。フィット スプラインはベースとなるジオメトリに対してパラメトリックにリンクされます。ジオメトリに変更を加えると、スプラインが更新されます。
フィット スプラインはユーザーが選択したジオメトリに最も論理的に適合した形状を選択しますが、フィット形状を変更することもできます。フィットが行われたエンティティを選択すると、そのエンティティはスプラインの一部ではなくなります。スプラインの一部でないエンティティを選択すると、スプラインはその選択されたエンティティを含むように再調整されます。
フィット スプラインにモデル エッジを含ませることもできます。但し、スプラインに他のジオメトリを含ませることはできません。

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このスケッチには4つのエンティティが存在します。
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フィット スプラインのプレビュー
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フィット スプライン(Fit Spline)ツールはジオメトリを 単一のスプラインに変換します。
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フィット スプライン(Fit Spline) PropertyManager は次のアイテムをコントロールします:
パラメータ
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ジオメトリ削除(Delete Geometry):スケッチから元のスケッチ セグメントを削除します。そうでない場合、セグメントはスプラインとは別の作図ジオメトリとして残ります。このオプションを選択解除すると、拘束(Constrained)、拘束なし(Unconstrained)、固定 (Fixed) オプションのいずれかを選択できます。
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閉じたスプライン(Closed spline):閉じた輪郭のスプラインを作成します。
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拘束 (Constrained):定義ジオメトリに対して、フィット スプラインをパラメトリックにリンクします。
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拘束なし(Unconstrained):元の定義ジオメトリと同じ形状でフィット スプラインを作成します。ただし、拘束はありません。寸法や拘束の配置、スプラインのドラッグを行うことは可能です。
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固定: 定義ジオメトリと同じ形状でフィット スプラインを作成します。ただし、位置は固定されます。
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スプライン解除(Undo Spline):最後に行った作業を取り消すことにより、スプラインを元の状態に戻します。
スプライン解除(Undo Spline)は、複数のスプラインが存在する場合にのみ使用できます。PropertyManagerを固定するには、
をクリックし、スプラインを1つ変更し、OK
をクリックします。
公差
プレビュー オプション(Preview Options)
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変曲点(Inflection points):スプラインの勾配が変更するすべての点を表示します。
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最小半径(Minimum radius): カーブの半径寸法をスプラインの最小半径で表示します。
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曲率コーム(Curvature comb):多くのスケッチ エンティティの傾きや曲率を視覚的に表します。
スプラインにスケッチ セグメントをフィットするには:
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開いたスケッチで、(スプライン ツール ツールバーの)フィット スプライン
(Fit Spline)をクリック、またはツール(Tools)、スプライン ツール(Spline Tools)、フィット スプライン(Fit Spline)をクリックします。
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グラフィックス領域で、スプラインをフィットさせるスケッチ エンティティをクリックします。
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フィット スプライン(Fit Spline)PropertyManagerでプロパティを設定します。
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OK
をクリックします。