アセンブリ シーケンス PropertyManager(Assembly Sequence PropertyManager)
TolAnalyst スタディを作成するための第2ステップでは 、簡略化されたアセンブリを定義します。簡略化されたアセンブリには、最低2つの測定フィーチャーの間に公差チェーンを作成できる部品が必要です。このステップでは、簡略化されたアセンブリ内の部品のシーケンスまたは順序も設定します。TolAnalyst はワーストケース状態を計算する際、このシーケンスを再現します。
アセンブリ内の順序は、結果に影響を及ぼします。
アセンブリ シーケンスを定義するには:
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ベース部品
(Base part)を選択します。

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次のいずれかの方法で、部品をシーケンスに追加します:
ボディを選択すると、各部品の表示状態と隣接リストが更新されます。2つの測定フィーチャーの間で公差チェーンを作成するために必要な選択が指定された場合、メッセージ ボックスが黄色から緑になります。

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をクリックします。
シーケンスから部品を削除するには、部品を部品とシーケンス(Parts and Sequence)で選択し、Delete(削除)キーを押すか、右クリックで削除(Delete)を選択します。その後に続くすべての部品がシーケンスから削除されます。
PropertyManager オプション(PropertyManager Options)
公差アセンブリ(Tolerance Assembly)
ベース部品(Base Part):簡略化されたアセンブリにおける最初の DimXpert 部品を定義します。ベース部品の選択は確定されており、評価する際の測定の原点を設定します。 
ベース部品を選択すると:

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ベース部品を選択する前のアセンブリ
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ベース部品を選択した後のアセンブリ
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構成部品とシーケンス(Components and Sequence):簡略化されたアセンブリの残りの部品を定義します。実際の(あるいは意図した)アセンブリ プロセスの順序に従って、部品を選択します。 
隣接(Neighbors):このリストは簡略化されたアセンブリに部品を追加するための代替方法として使用します。リストには、ベース部品と隣接する部品や、簡略化されたアセンブリ既存の部品が含まれます。
隣接する部品には DimXpert データが含まれ、その境界ボックスは簡略化されたアセンブリにある他の部品と重なります。隣接部品の一般的な例には、一致する平面やクリアランスをもって穴を通る軸などがあります。