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輻射

輻射(Radiation)PropertyManager では、面-環境または面-面の輻射を設定します。輻射は熱伝導解析スタディでのみ使用することができます。面-面の輻射では、環境への輻射を考慮(オープン システム)することも、無視(クローズド システム)することもできます。プログラムは輻射の形状係数を計算し、選択された面の間のブロッキング を考慮します。各フィーチャーが多くの面を同じ放射率を持って含んでいる任意の数のフィーチャーを定義することができます。面-面の輻射では、輻射フィーチャーで選択されるすべての面は互いに輻射します。

ここをクリックして、プログラムがシェルサーフェスから輻射するためにどのように動作するかを参照してください。

内部で、プログラムは面が平らでない場合、お互いに輻射することができる、より小さいエリアに各面を分割します。

面-環境の輻射を定義するには:

  1. 次のいずれかを行います:

Simulation スタディ ツリーで熱荷重 を右クリックし、輻射 を選択します。

- または -

Simulation荷重/拘束(Loads/Fixture)、輻射(Radiation)をクリックします。

- または -

Simulation ツールバーから熱荷重(Thermal Loads)、輻射 (Radiation)をクリックします。

  1. タイプ(Type) で、面-環境(Surface to ambient) をクリックします。

  2. グラフィックス領域で希望の面を選択します。

すべての外部に触れている面を一度に選択するには、すべての表面を選択(Select all exposed faces)をクリックします。面を削除するには、面を右クリックし、削除(Delete)を選択します。詳細は、 すべての表面を選択 (Selecting All Exposed Faces)をご覧ください。

  1. 輻射パラメータ(Radiation parameters) で、以下を指定します:

  • 周囲温度 (Ambient Temperature ) の単位を選択し、値を設定します。周囲温度に時間カーブを関連付けるには、時間カーブ使用 (Use Time Curve)をクリックし、編集(Edit)クリックして、 時間カーブをインポートまたは定義 します。ここで指定した周囲温度の値に時間カーブの対応する Y 値を乗じることによって、特定の瞬間における周囲温度が計算されます。このオプションは、非定常熱伝導解析スタディでのみ使用できます。

  • 輻射率 (Emissivity)を設定します。輻射率に温度カーブを関連付けるには、温度カーブ使用 (Use Temperature Curve)をクリックし、編集(Edit)をクリックして、 温度カーブをインポートまたは定義 します。ここで指定した輻射率の値に温度カーブの対応する Y 値を乗じることによって、特定の温度における輻射率が計算されます。

  • 形状係数 (View Factor)を設定します。

  1. をクリックします。

面-面の輻射を定義するには:

  1. 次のいずれかを行います:

Simulation スタディ ツリーで熱荷重 (Thermal Loads)を右クリックし、輻射 (Radiation)を選択します。

- または -

Simulation荷重/拘束(Loads/Fixture)、輻射(Radiation)をクリックします。

- または -

Simulation ツールバーから熱荷重(Thermal Loads)、輻射 (Radiation)をクリックします。

輻射(Radiation) PropertyManager が開きます。

  1. タイプ(Type) で、面-面(Surface to surface) をクリックします。

  2. グラフィック領域で 1 つまたは複数の面を選択します。非平面はそれ自身に輻射することができます。

  3. 面-面の輻射に加えて環境に対する輻射も考慮するには、開いた系をクリックし、単位を選択して周囲温度 の値を指定します。周囲温度に時間カーブを関連付けるには、時間カーブ使用 をクリックし、編集クリックして、 時間カーブをインポートまたは定義 します。ここで指定した周囲温度の値に時間カーブの対応する Y 値を乗じることによって、特定の瞬間における周囲温度が計算されます。このオプションは、非定常熱伝導解析スタディでのみ使用できます。

  4. 輻射率 を設定します。輻射率に温度カーブを関連付けるには、温度カーブ使用 (Use Temperature Curve)をクリックし、編集(Edit)をクリックして、 温度カーブをインポートまたは定義 します。ここで指定した輻射率の値に温度カーブの対応する Y 値を乗じることによって、特定の温度における輻射率が計算されます。

  5. をクリックします。

  6. 異なる輻射率の値を持つ他の面を含むために、異なる定義を通して任意の数の輻射フィーチャーを定義してください。すべての面は輻射で関与します。プログラムは形状係数とブロッキングを自動的に計算します。

面-面の輻射においては、プログラムは輻射形状係数を計算します。このプロセスは、同様の問題において面-面の輻射を考慮しない場合と比べて通常より時間がかかります。

熱荷重と拘束条件の指定についての概要は、ここ をクリックしてください。



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