自動回復、バックアップの頻度とバックアップ ファイルを保存するフォルダー、及び保存通知の設定を行います。自動回復と保存通知は、指定した分数によって制御されます。
このダイアログ ボックスを表示するには、オプション(Options)
または をクリックし、バックアップ/回復(Backup/Recover)を選択します。
自動回復
システムが予期せず終了した後に SolidWorks を起動すると、利用可能な自動回復済みドキュメントが、タスク パネルの SolidWorks Recovery タブにあるドキュメント回復にリストされます。自動回復されたドキュメントは、元のファイルを置換することで、または新しいファイルを作成することで保存できます。
もし、2回目のアプリケーションのセッションを開始するなら、メッセージは自動回復が働かないことを知らせます。2回目のセッションを継続することもできますし、古いセッションを終了させ、新しいセッションを開始できます。
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自動回復情報を n 分毎に保存(Save auto recover info every n minutes) |
自動回復を有効にし、開いているドキュメントの自動回復ファイルを作成する前に経過する分数を定義します。このファイルは、ドキュメントの保存時に閉じられて削除されます。 |
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自動回復フォルダ |
自動回復ファイルを保存するフォルダを指定します。自動回復フォルダには、ローカル システム上のフォルダを指定する必要があります。ネットワーク上の場所または割り当てられているネットワーク ドライブは使用できません。 |
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メッシュ化とシミュレーション スタディ実行後に自動回復情報の保存 |
メッシュ化やスタディ実行を完了すると、ファイル回復情報が自動的に保存されます。このオプションは SolidWorks の自動回復情報を n 分毎に保存機能を補助します。SolidWorks Simulation がアドインで追加されている場合のみ有効になります。 |
バックアップ
バックアップでは、ファイルへの変更が保存される前に元のドキュメントのバックアップが保管されます。バックアップは、最後に保存したドキュメントのバージョンよりも1つ前のバージョンになります。バックアップ ファイルには、<ドキュメント名> のバックアップという名前が付きます。ドキュメントの複数バックアップは、最新バージョンである、Backup (1)、2番目に最新のバージョン、Backup (2)などと、順番に表示されます。
アクティブなドキュメントへの変更が誤って保存された場合、バックアップ ファイルを開くと、ドキュメントは変更を加える前の状態になります。変更を加えずにドキュメントを保存すると、バックアップ ファイルは元のドキュメントと同じになります。
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各ドキュメントのバックアップ コピー数 |
バックアップを有効にし、各ドキュメントのために保存するコピー数(1 ~ 10)を指定します。 |
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バックアップ フォルダ |
バックアップ ファイルを保存するフォルダを指定します。バックアップ フォルダには、ローカル システム上のフォルダを指定する必要があります。ネットワーク上の場所または割り当てられているネットワーク ドライブは使用できません。バックアップファイルを元のドキュメントと同じ場所に保存を選択している場合には使用できません。 |
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バックアップファイルを元のドキュメントと同じ場所に保存 |
このオプションは、任意の指定フォルダーよりも優先されます。 |
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n 日前より古いバックアップを削除 |
SolidWorksを開始したとき、全ての日付の古いバックアップが削除されます。 |
保存通知
アクティブドキュメントが指定された時間、保存されていないとき、透明なメッセージ、未保存ドキュメント通知がグラフィックスエリアの右下に表示されます。アクティブドキュメントを保存するために、または全ての開いているドキュメントを保存するために、メッセージでコマンドをクリックして下さい。メッセージは数秒後に消えていきます。
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ドキュメントが次の時間保存されていない場合は確認する: n 分 |
保存通知を有効にし、保存通知が表示される前に経過する分数を定義します。 |