アイテム、ファイル、フォルダ上で行なうことができるアイテム エクスプローラの操作は、Enterprise PDM 権限によってコントロールされます。
Enterprise PDM 管理者は個々のユーザー、またはグループに権限を与えるか、または拒否することができます。 権限はフォルダ、またはファイルに全体的に設定するか、または個別にすることができます。
Enterprise PDMには、次の権限タイプがあります：
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管理者権限(Administrative permissions) は管理者ユーザー、データカード、ワークフロー等のアドミニストレーション ツール機能へのアクセスをコントロールします。 たとえ管理者権限を持っていなくても、アドミニストレーション ツールをパスワードの変更とユーザー設定を変更するために使用することができます (SOLIDWORKS Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプを参照してください)。
- フォルダ権限(Folder permissions)はボルトで個々のフォルダへのアクセスをコントロールします。 例えば、管理者は技術者にエンジニアリング フォルダへの（チェックアウト、削除などの）フルアクセス権限(書き込み)を与えますが、マーケティング フォルダへは読みとり権限のみを与えます。
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ファイル権限(File permissions) は特定のファイルへのアクセスをコントロールします。 必要な権限が管理者から付与されたユーザーは、プロパティ ダイアログ ボックスの ファイル権限 (File Permissions) タブから権限を設定し、他のユーザーが個々のファイルを参照できるかどうかをコントロールできます。
- 状態の権限(State permissions) は所定のワークフロー状態でアイテムとファイルへのアクセスをコントロールします。 例えば、所定の状態にあるアイテムをチェックアウトするには、フォルダと状態の両方の権限が必要です。
- トランジション権限(Transition permissions) は、誰がアイテムとファイルを1つのワークフロー状態から他の状態まで動かすことができるか決定します。
アイテム エクスプローラ ヘルプでは、お客様がフルアクセス権限を持っていることを想定しています。 必要とするコマンドへのアクセス権限を持っていない場合は、管理者に連絡してください。 権限についての詳細は、SOLIDWORKS Enterprise PDM アドミニストレーション ツール ヘルプを参照してください。
権限が、たとえファイル名に特定されているとしても、ファイルに対する権限は、同様にアイテムに適用されます。 例えば、ファイルの削除(Delete file)はアイテムを削除できるかどうかをコントロールします。