[ユーザー プロパティ] および [グループ プロパティ] ダイアログボックスにある 2 つのオプションを使用すると、管理者はユーザー プロファイルを編集してキャッシング動作を設定することができます。 これらのオプションにより、指定されたフォルダでのローカル キャッシュの更新とクリアが自動化されます。
たとえば、SolidWorks デザイン ライブラリ フォルダをボルト内に保管する場合に、ユーザーが常にこれらのファイルの最新バージョンを保有していることを確認するには、ユーザーのログイン時に、これらのフォルダについてキャッシュを自動的に更新することを指定することができます。
[ユーザー プロパティ] および [グループ プロパティ] のダイアログボックスの キャッシュ オプション(Cache Options)ページには、次のオプションがあります:
ログアウト時にキャッシュをクリア(Clear cache during logout)
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ログアウト時にローカル キャッシュが自動的にクリアされます。 このオプションにより、不要なファイルが除去され、キャッシュ サイズが小さくなり、複数のユーザーが使用するマシンのセキュリティが強化されます。 ユーザーがログアウトすると、ローカルキャッシュをクリア コマンドの自動化バージョンを使用して、この設定があるすべてのフォルダのキャッシュがクリアされます。
ユーザーがオフラインでの作業を選択した場合、またはユーザーがログアウトせずにコンピュータをシャットダウンした場合にもキャッシュがクリアされます。
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ログイン時にキャッシュを更新(Refresh cache during login)
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ユーザーがログインするたびに、CAD ファイル テンプレートや標準ライブラリのようなアイテムの最新バージョンを保有していることを確認します。 ユーザーがログインすると、この設定があるすべてのフォルダについて、Enterprise PDM は、最新バージョンの取得 コマンドの自動化バージョンを実行します。 Enterprise PDM は、ユーザーのキャッシュにある前のバージョンのファイルを更新し、ユーザーのキャッシュにない最新バージョンのファイルをアップロードします。
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管理者は、個々のユーザーまたはグループについて、キャッシュ オプションを設定できます。 ユーザーが、キャッシュ オプションが設定されているグループに属している場合、グループ設定がユーザーのプロパティに反映されます。