イベントの追加(一定)PropertyManager

イベントの追加(一定) PropertyManager では、疲労解析スタディのために定振幅イベントを定義することが可能です。

複数の参照スタディから、単一または複数の荷重ケースに基づいて疲労イベントを定義できます。 疲労荷重イベントは、1 つ以上の静解析スタディに関係するか、あるいは、非線形解析、または線形時刻歴動解析スタディの特定の解析ステップに関係します。



荷重(Load)

noofcycles.png サイクル数 このイベントに関連付けられる周期数を設定します。
荷重タイプ

応力最大値と、それに対応する交番応力を決定するために、疲労荷重のタイプを設定します。交番応力 = |最大応力 - 最小応力|/2 です(| | は絶対値)。

完全な反転(LR=-1)

疲労イベントは、1つの参照スタディに準拠します。 参照スタディのすべての荷重(および応力成分)は、イベントに指定したサイクル数でその方向を同時に反転します。

ゼロ基準 (LR = 0)。

疲労イベントは、1つの参照スタディに準拠します。参照スタディのすべての荷重(および応力成分)は、参照スタディで指定した最大値から 0 まで比例的にその度合いを変化させます。

荷重ロード

疲労イベントは、1つの参照スタディに準拠します。 参照スタディの各荷重(および各応力成分)は、最大値(Smax)から R*Smax で定義される最小値まで比例的にその度合いを変化させます。この場合、R は荷重比です。 負の比率は、荷重方向の反転を示します。

  • 荷重比 loadratio.png 。荷重比を入力します。
    疲労荷重は、疲労イベントの定義に使用するすべての参照スタディで各節点の主応力の方向が同じである場合、比例的に変化すると考えられます。それ以外のすべての場合、疲労荷重は比例せずに変化すると考えられます。

サイクル ピーク検索

疲労イベントは複数の荷重ケースに基づきます。 プログラムは、複数の疲労荷重からピークの組み合わせを考慮して、各節点の交番応力を計算します。 その後、最大の応力変動を生成する荷重の組み合わせを決定します。

疲労荷重は、1 つ以上の静解析スタディを参照するか、非線形または線形時刻歴動解析スタディの特定の解析ステップを参照できます。

スタディの関連付け 参照スタディを設定します。

いいえ。

スタディ カウンタです。

サイクル ピーク検索 (Find cycle peaks) を選択して、最大 40 まで荷重ケースの定義を継続します。 セルをダブルクリックして行を追加します。 すべてのスタディには、同じメッシュが含まれる必要があります。

スタディ。

参照スタディを設定します。 このセルをクリックしてドロップダウン メニューからスタディを選択します。 参照スタディでは、静解析スタディ、または、特定の非線形、または線形時刻歴動解析スタディのステップからの応力結果を選択することができます。

スタディのリストには、現在アクティブなコンフィギュレーションにのみ関連付けられたスタディが含まれます。

スケール

スケール倍率により、スケールされた荷重を含む参照スタディに基づいて疲労イベントを定義できます。スタディは線形解析のため、この倍率が使用されて応力がスケールされます。非線形スタディで定義された荷重をスケールすることはできません。

たとえば、参照スタディで面に適用される圧力荷重が 50 psi であり、同じ面に 150 psi の疲労荷重を定義する場合、150/50 = 3 のスケール係数を入力する必要があります。プログラムでは、交番応力の計算に使用する応力値を算出するために、参照スタディの応力結果とこの倍率を掛けます。

ステップ。

参照非線形、または線形動解析の解析ステップを設定します。プログラムは交番応力を計算するために、この特定のステップの応力結果を使用します。

複数の疲労イベントを定義する場合も同じスタディを使用できます。