安全率ウィザード(Factor of Safety Wizard)を使用して、破壊基準に基づいてモデルの各節点の安全率を評価します。
モデルの安全分布を表示したり、モデルの中で強度的に弱い部分を認識するために指定された値より小さな安全率を持つ領域を区別して表示することができます。
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安全率 が 1 未満の領域は赤色で表示されます (危険領域)。青色の領域は安全領域を示します。
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安全率分布 |
ある領域で大きな安全率値が得られると、その領域では強度的に非常に安全であることを示します。通常安全率には 1.5 から 3.0 の間が必要とされます。
- 安全率が 1.0 以下の領域では材料が破壊することを意味します。
- 安全率が 1.0 の領域では材料がまさに破壊しようとしていることを意味します。
- 安全率が 1.0 以上の領域では強度的に安全であることを意味します。
- 現在の荷重に安全率を掛けたものと同一の荷重を載荷すると、ある位置で破壊し始め、応力/ひずみが線形の範囲で残っていると想定されます。