比較ユーティリティの実行(Running the Compare Utility)

比較ユーティリティを実行するには:

  1. ユーティリティを ツール ツールバーからクリックするか、ツール(Tools) > 比較(Compare) メニューをクリックします:
    • ドキュメントの比較 。 2 つの SOLIDWORKS ドキュメント(または同じドキュメントの 2 つのコンフィギュレーション)のプロパティを比較します。 次のプロパティ タイプを識別します:
      • ファイルのプロパティ: ファイル(File) > プロパティ(Properties) > 要約(Summary)をクリックします。
      • ドキュメント特有のプロパティ: ファイル(File) > プロパティ(Properties) > ユーザー定義(Custom)をクリックします。
      • ドキュメント プロパティ. ツール(Tools) > オプション(Options) > ドキュメント プロパティ(Document Properties) をクリックします。 SOLIDWORKS Utilities は、部品に対する DimXpert の ドキュメント プロパティ の比較をサポートしません。
      SOLIDWORKS PDM ソフトウェア内の部品に対してドキュメント比較(Compare Documents)を実行できます。
    • フィーチャー比較 。 同じ部品の 2 つのバージョンの間(または同じ部品の 2 つのコンフィグレーション)のソリッド フィーチャーで、外観のプロパティ(色、光、テクスチャ)を含めての相違を識別します。 フィーチャーは名前とタイプにより比較されます。 2 つの部品でのフィーチャーが同じ名前とタイプを持っている場合、このツールはフィーチャーをペアにして、それらの個々のパラメータを比較します。

      フィーチャーは3つのカテゴリに分けられます:

      • 同一フィーチャー 同一のパラメータ値を持つ同じ名前とタイプ。
      • 変更したフィーチャー 異なるパラメータ値を持つ同じ名前とタイプ。
      • ユニークなフィーチャー ユニーク名とタイプ。
      ご使用のコンピュータに FeatureWorks がインストールされている場合、パラメータ化されていないフィーチャーを開くと次のような状態になります:

      FeatureWorks によりフィーチャー認識を実行するかどうかを問うダイアログ ボックスが表示されます。 いいえ をクリックする必要があります。

      はい をクリックしてフィーチャー認識を開始する場合は、フィーチャー比較 タスク パネルで 比較を実行 をクリックしないでください。 同時に 2 つを実行することは好ましくない結果を持つ可能性があります。

    • ジオメトリ比較 。 2つの部品を比較して(または同じ部品の2つのコンフィギュレーション)、同じ部品の2つのバージョン間で違いを認識します。 ジオメトリ比較では体積の比較と面の比較の両方が実行されます。 アセンブリの場合は、体積のみでジオメトリを比較でき、サーフェス モデルの場合は、面のみでジオメトリを比較できます。

      体積を比較するときは、両方のバージョンに共通の体積と、いずれかのバージョンで追加または除去可能な材料を表示できます。 グラフィックス領域には、参照および変更モデル間のバリエーションが色分けしてハイライト表示されます。

      比較体積を参照ドキュメント、変更したドキュメント、またはその両方に保存できます。 その後、交差(Intersect)ツールを使って、追加された材料および除去された体積の組み合わせを参照モデルまたは変更モデルに結合できます。

      面を比較するときは、両方のバージョンに共通の面、バージョン間で変更されている面、バージョンに固有の面を表示できます。 面のタイプが色分けしてハイライト表示されます。 共通の面、固有の面、変更された面を色別にハイライト表示したドキュメントを保存できます。

    • 部品表比較 Tool_Compare_BOMs_Utilities.gif(アセンブリ、または図面)。 2 つの SOLIDWORKS アセンブリ、または図面ドキュメントから部品表テーブルを比較します。 2つのアセンブリ、2つの図面、またはアセンブリと図面から部品表テーブルを比較することができます。

      結果は、欠けている列や行、余分な列や行、失敗した行などをリストします。 比較はExcelベースの部品表をサポートしません。 このユーティリティはドキュメントのすべての部品表テーブルを見いだします。 BOM 1BOM 2 で比較する部品表を選択できます。 不正な行の基準(Criteria for failed rows)の列も選択します。 不正な行は、両方の選択された列の部品表テーブルで同一のデータを持ちますが、他の列では同一ではないデータを持ちます。

      不足している列または余分な列を表示するには、両方の部品表に 部品名 列を含めます。
  2. 参照ドキュメント変更したドキュメント を選択します。 既に開かれているドキュメントのリストから選ぶか、ドキュメントを 参照 します。
    コンフィギュレーションを指定するには、ドキュメントを参照(Browse)します。 開く ダイアログ ボックスで、コンフィギュレーション を選択し、開く をクリックします。 同じドキュメントの2つのコンフィギュレーションを比較する場合、ファイル名は、 <document_name>_<configuration_name>.sld* に名前変更されます。
  3. 比較するアイテム の下で、追加のアイテムを選択し、必要に応じて比較します。 比較ユーティリティでは、複数のアイテムを同時に比較可能です。
    ジオメトリを比較している場合、 部品を整列(Align parts)を選択して、原点に関連し、異なる位置に配置されたボディに似通ったジオメトリを比較します。
  4. タスクパネルの一番上で、オプション Tool_Options_Standard.gif(Options)をクリックして、比較オプション(Compare Options)ダイアログボックスを開きます。 ここで、単位、フィーチャーを表示する際の色、レポート オプションなどを変更できます。 これらのオプションは、比較を実行した後で変更することもできます。
  5. 比較を実行 をクリックし、比較を開始します。
  6. 比較 Compare_Tab.gif タスク パネルを開き、結果を表示します。 複数のアイテムを比較する場合、結果の間を切り替えるためにタブを選択します。 をタスクパネルの一番上でクリックし、結果とパラメータパネルの間をナビゲートします。