パフォーマンス評価ツールの機能強化

パフォーマンス評価は、アセンブリ内のモデルのオープン、表示、再構築のパフォーマンスについて、より多くの情報を提供します。

パフォーマンス評価 ツールを開くには:

  • アセンブリを開く処理の進行状況インジケータ(Assembly Open Progress Indicator)ダイアログ ボックスのパフォーマンス評価(Performance Evaluation)をクリックします。
  • ツール(Tools) > 評価(Evaluate) > パフォーマンス評価(Performance Evaluation)をクリックします。

新しいパフォーマンス評価チェック:

開いたファイルの詳細な文書化 ファイルを開くときに必要な時間ごとにファイルをリストします。
開くときに変更 アセンブリを開く時に更新されるファイル数を示します。 このファイルを表示(Show These Files) をクリックし、更新されたファイルのリストを表示します。
グラフィックス三角形 部品に含まれるグラフィックス三角形の数を基にファイルをリストします。

5,000 個未満のグラフィックス三角形のファイルはリストされません。

シェイディング イメージ品質 イメージ品質が中-上または非常に高であるファイルをリストします。 このファイルを表示(Show These Files)をクリックし、影響を受けるファイルのリストを表示します。

イメージ品質に関しては、 ツール(Tools) > オプション(Options) > ドキュメントのプロパティ(Document Properties) > イメージ品質(Image Quality) をクリックします。シェイディングとドラフト精度の陰線なし/陰線表示の解像度(Shaded and draft quality HLR/HLV resolution)セクションで、低(速く) - 高(遅く)(Low (faster) - High (slower))スライダを動かしてイメージ解像度を変更します。

非常に高のイメージ品質の部品では、スライダを 80% 以上に設定します。 中 - 高のイメージ品質の部品では、スライダを 60% ~ 80% に設定します。

ファイルのリストが表示されない場合、 ツール(Tools) > オプション(Options) > ドキュメント プロパティ(Document Properties) > イメージ品質(Image Quality) の順に移動し、全ての参照部品ドキュメントに適用(Apply to all referenced part documents)オプションを選択解除します。 全ての参照部品ドキュメントに適用(Apply to all referenced part documents)オプションを選択し、次の条件を満たしている場合に、アセンブリのイメージ品質に関するメッセージが表示されます。
  • シェイディングとドラフト精度の陰線なし/陰線表示の解像度(Shaded and draft quality HLR/HLV resolution)スライダが 60 パーセントよりも大きく設定されている。
  • アセンブリの構成部品数が大規模アセンブリ モードのスレッショルドと同じか上回っている。
外観 面に適用された外観が 100 個以上ファイルに含まれている場合、警告を表示します。 このファイルを表示(Show These Files) をクリックし、影響を受けるファイルのリストを表示します。

パフォーマンス評価チェックは、次のカテゴリで編成されます。

オープンのパフォーマンス
  • オープンのサマリー
  • 開いたファイルの詳細な文書化
  • 以前のバージョンの参照
  • 開くときに変更
表示パフォーマンス
  • グラフィックス三角形
  • シェイディング イメージ品質
  • 表示速度
  • 外観
  • 原点から離れた構成部品
再構築のパフォーマンス
  • 再構築データなし
  • 再構築レポート
  • 合致
  • 前後関係部品のパフォーマンス
  • 前後関係のパフォーマンス
  • 前後関係の矛盾
  • アセンブリ再構築レポート
    SOLIDWORKS 2018 では、前後関係のある循環参照(In-Context Circular References)チェックがアセンブリ再構築レポート(Assembly Rebuild Report)に名前変更されました。
設定のパフォーマンス
  • 再構築の検証
  • 大規模アセンブリ モード
詳細情報
  • 部品
  • サブアセンブリ
  • 構成部品
  • アセンブリ

アセンブリ可視化(Assembly Visualization)をクリックし、アセンブリ可視化ツールを開きます。