平面を参照として使用することで拘束条件の設定ができます。平面に対して垂直方向にだけでなく、平面の方向1と方向2での変位も設定できます。シェルメッシュの場合には、これらの方向を参照する回転も設定できます。
以下の表は、この拘束タイプの属性についてまとめたものです:
属性
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値(Value)
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固体の場合の可能なDOF
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3つの並進
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シェルと梁の場合の可能な DOF
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3つの並進と3つの回転
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トラスの場合の可能なDOF
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3つの並進
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3D シンボル
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変位量
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回転量
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選択できるエンティティ
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頂点、エッジ、面、梁ジョイント
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並進
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参照面の第一方向
参照面の第二方向
参照面に垂直
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回転(シェルと梁の場合のみ)
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参照面の第一方向回り
参照面の第二方向回り
参照面の垂直方向回り
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例(Example)
フォークリフトの参照平面(青色で表示)を使用する場合、第一方向(Dir 1)と垂直方向(normal)(薄い緑色で表示)に平行して、選択面(濃い緑色で表示)を拘束することができます。これにより選択面は第二方向(Dir 2)(赤色で表示)に沿っては自由に移動できることになります。