エラー メッセージ - 矛盾アイテム(Error Message - Item Conflicts)

エラー メッセージ

  • スケッチは矛盾します。重複定義の寸法、または幾何拘束関係を削除してみてください。

エラー メッセージの原因(Potential Reasons for These Error Messages)

寸法や幾何拘束が矛盾している、または冗長である。寸法を挿入すると、通常は駆動寸法と見なされます。

重複定義された寸法の例

重複定義された拘束関係(Over defined relations)は、重複定義されているスケッチ エンティティを表示し、幾何拘束の吹き出しテキストは黄色で表示されます。

重複定義された拘束関係(Over defined relations)は黄色で表示されます。

解決方法:

冗長な 90°の寸法を削除して、スケッチを修復します。

冗長な垂直な幾何拘束関係、または水平な幾何拘束関係を削除してスケッチを修復することもできます。

修正方法

FeatureManagerデザイン ツリーでエラーを含む最初のフィーチャーから修正を開始し、次にその下の一連のエラーを訂正していきます。重複定義されている寸法と幾何拘束関係は、解決されたスケッチ エンティティとは別の色で表示されています。

  • SketchXpert:重複定義されたスケッチの原因リストを作成します。リストは解決法セット(Solution Sets)の中に整理されます。このツールにより、設計意図を危険にさらさずに重複定義された寸法や冗長な拘束の削除を行うことが可能です。
  • 寸法(Dimensions):重複定義の寸法を修正する2つの一般的な方法があります。
    • グラフィック領域で重複定義の寸法を削除します。
    • グラフィック領域で重複定義の寸法を右クリックし、プロパティ(Properties)を選択します。従動(Driven)をクリックし、 OKをクリックします。
    • スケッチを重複定義する寸法を追加すると、従動寸法に設定しますか。(Make Dimension Driven)ダイアログボックスが表示されます。スケッチを重複定義する寸法を表示したままにしておくには、従動寸法に設定(Make this dimension driven)を設定し、OKをクリックして、スケッチを重複定義しない従動寸法に設定します。
  • 幾何拘束(Relations):重複定義の幾何拘束関係を修正する 2 つの一般的な方法があります。
    • グラフィックス領域で幾何拘束の記号を選択し、削除(Delete)を押します。
    • グラフィック領域で重複定義のエンティティを選択して、PropertyManagerでこの幾何拘束関係を表示します。重複定義となっている幾何拘束関係を PropertyManager で削除します。
  • 寸法/拘束ツールバーの 幾何拘束の表示/削除 (Display/Delete Relations) をクリックするか、ツール(Tools) > 幾何拘束(Relations) > 表示/削除(Display/Delete) をクリックします。 幾何拘束の表示/削除 PropertyManager を使用して一度にすべての重複定義するエンティティを表示し、どのエンティティを削除するか決めます。