タスクパネルのユーザー定義プロパティ(Custom Properties in the Task Pane)

タスク パネルの ユーザー定義プロパティ タブを使用して、SOLIDWORKS ファイルにユーザー定義プロパティやコンフィギュレーション特有プロパティを追加/表示します。

ユーザー定義プロパティ タブのカスタマイズ

ユーザー定義プロパティ タブで入力したデータは、[文書情報] ダイアログ ボックスの ユーザー定義 タブと コンフィギュレーション特有 タブに書き込まれます。

アセンブリでは、複数の部品に対して同時にプロパティを割り当てられます。 アセンブリのライト ウェイト構成部品を選択すると、ライトウェイト解除することなく、構成部品のユーザー定義プロパティをタスク パネルに表示できます。 値を編集した場合、変更が保存されるようにライトウェイト解除がプロンプトされます。

ユーザー定義プロパティ タブはカスタマイズできるインタフェースです。 複数の SOLIDWORKS ユーザーを有する企業では通常、リーダーや管理者のような 1 人のユーザーが、全員の使用するカスタマイズされたタブを作成します。 管理者は、タスク パネルの SOLIDWORKS リソース (SOLIDWORKS Resources) tab_SOLIDWORKS_Resources.gif タブまたは Windows の スタート メニューからアクセスするスタンドアロン ユーティリティである、プロパティ タブ ビルダーを使用してタブをカスタマイズします。 管理者は部品、アセンブリ、図面に対して異なるバージョンのタブを作成することが可能です。

ユーザー定義プロパティ(Custom Properties)パネルの境界をドラッグし、コントロール属性(Control Attributes)パネルを基準にして幅を増減することもできます。

SOLIDWORKS では、アクティブなドキュメントのテンプレートが存在しない場合、管理者は 今作成 をクリックしてプロパティ タブ ビルダーにアクセスできます。
ユーザーが SOLIDWORKS を開いている際に、管理者がテンプレートを変更した場合は、ユーザー定義プロパティ タブ内をクリックして F5 を押して画面表示を更新してください。

プロパティの入力

データの入力フィールドは、アクティブなドキュメントの種類と管理者がそのドキュメント用に定義したフィールドによって異なります。アクティブなドキュメントの種類に対して複数のテンプレートがある場合は、リストからテンプレートと選択します。別のテンプレートに切り替える場合は、パネルの下にある をクリックします。

使用できるフィールドの種類が下記のテーブルに表示されています。 ユーザー定義プロパティ タブの各フィールドは管理者によってラベルが指定され、管理者によって定義された値や以前にユーザーによって入力された値が含まれます。 ユーザーがフィールドに入力したデータは、文書情報 ダイアログ ボックスの ユーザー定義コンフィギュレーション特有 のタブに書き込まれ、ドキュメントを保存する際に保存されます。

文書情報 ダイアログ ボックスの ユーザー定義 タブおよび コンフィギュレーション特有 タブに直接プロパティを入力することもできます。 パネルの下にある 詳細設定プロパティ をクリックしてダイアログ ボックスにアクセスします。
グループ ボックスは関連する要素をグループ化します。
テキスト ボックスには、フリー形式のテキスト、日付、YES/NOの値を管理者の指定に従って入力できます。
ボックスに日付が入力できるように設定されている場合は、日付を任意の形式で入力することができます。 ソフトウェアによって、ご使用のOSに従った構文に変換されます。
リスト ボックスには管理者によって定義されたテキスト値のリストが表示されます。
数のボックスには数値を入力できます。
チェックボックスは事前に定められた2つの値の指定を切り替えます。 その状態(選択された状態/選択解除された状態)によって、異なる要素が使用可能になる場合があります。
ラジオ ボタン(Radio buttons)で事前に定められた1つ/2つ/3つの値の選択を指定できます。 それぞれの状態によって、異なる要素が使用可能になる場合があります。
リスト グループを使用して条件付きリストを作成できます。

デフォルトで、コントロールには 3 つのリストが含まれます。 1 つ目のリストは 2 つ目のリストの親です。 ユーザーが親リストから項目を選択すると、下位のリストで選択できる項目が決まります。

リストを削除したり、さらにリストを追加することができます。 リストは少なくとも 2 つ必要です。