例: 自動サイズ機能用のクリップ

この例では、フィルター データと複数の重複するコンフィギュレーションを追加し、ケーブルの直径が変更されたときのクリップの自動サイズ変更を有効にする方法を示します。

ケーブルの直径が変更した場合にクリップの自動サイズ変更を有効にするには:

  1. 部品にデータのフィルターを追加します。
    1. クリップの側面の1つでスケッチを開きます。
    2. クリップの半径と同心円関係にある3つの円をスケッチします。
    3. 円に寸法を追加し、寸法に名前を付けます。
      • 呼び径@フィルタースケッチ。クリップの呼び径です。
      • 内径@フィルタースケッチ。クリップに合わせることのできる一番小さいバンドルの直径です。
      • 外径@フィルタースケッチ。クリップに合わせることのできる一番大きいバンドルの直径です。

      ClipFilterData.gif

    4. スケッチを閉じます。
    5. FeatureManager デザイン ツリーでスケッチの名前をフィルタースケッチに変更します。
  2. 設計テーブルを挿入し、コンフィギュレーションを作成します。 以下を含ませます:
    • データのフィルターの直径
    • クリップのサイズとともに変更される他の寸法(クリップの半径 D3@スケッチ 1 など)
    • 様々なクリップのサイズの名前や値

    ClipDesignTable.gif

    あるサイズの内径は、その 1 つ下のサイズの外径よりも小さい値を持つ必要があり、コンフィギュレーションのセット全体が、開いている間隔なく、最大サイズから最小サイズを網羅している必要があります。
  3. テーブルの外側をクリックして、テーブルを閉じます。
    設計テーブルにより追加されたコンフィギュレーションを表示するには、[コンフィギュレーション] タブ fm_configuration_tab.png を選択します。コンフィギュレーション名を右クリックし、コンフィギュレーション表示 を選択します。
  4. 部品を保存します。
ルートを編集する際、クリップは、ケーブルの直径が変更されると、適切なコンフィギュレーションへと自動的にサイズ変更されます。