SOLIDWORKS Toolbox アドミニストレーションについて(Understanding SOLIDWORKS Toolbox Administration)

SOLIDWORKS® Toolbox には、SOLIDWORKS と完全統合されている標準部品が含まれています。 Toolbox ユーザーは、規格と部分タイプを選び、アセンブリの中に Toolbox 構成部品をドラッグします。 Toolbox 管理者として、会社の製造標準に従う部品だけを含むようにして、ネットワーク上の共有場所に Toolbox 構成部品を置き Toolbox を合理化することができます。 同様に、ユーザーが Toolbox 構成部品を変更することを防ぎ、構成部品ファイルがどのように取り扱われるかを指示して、および、部品名と他のユーザー定義プロパティを Toolbox 構成部品に割り当てるために Toolbox ライブラリへのアクセスをコントロールすることができます。

Toolbox の管理者について(Who Administers Toolbox?)

選択された構成部品のサイズと規格だけを含むためには、Toolbox 供給をカスタマイズするとき、同様に穴ウィザードによって提供された穴サイズとスマートファスナーの供給物をカスタマイズします。

Toolbox 管理者は SOLIDWORKS Design Library で再利用可能な CAD ファイルを管理します。

管理者として、組織で必要とされる規格に精通し、同様にユーザーが日々必要とする、ボルトとナットのような構成部品にも精通している必要があります。 さらに、それぞれのタイプに必要なToolbox 構成部品の部品名、部品名の注記、材料を知らなければなりません。

Toolbox フォルダーの位置の指定

Toolbox フォルダは Toolbox 構成部品のために共有場所にあります。 Toolbox フォルダはすべてのユーザーがアクセスできなければなりません。

Toolbox 管理者は、ネットワーク上のどこに Toolbox フォルダを配置するかを決定します。

Toolbox をインストールするとき、Toolbox フォルダーの位置を設定することができます。

Toolboxの合理化(Streamlining Toolbox)

デフォルトで、Toolbox は、12 のツール規格で、異なる大きさの 2000 以上の構成部品タイプを含み、同様に他の業種に指定された内容は、結果として数百万という構成部品を持ちます。

Toolbox 管理者は、Toolbox ユーザーが業務に必要な構成部品だけにアクセスすることができるように、デフォルトの Toolbox 供給をフィルターします。 Toolbox のサイズを調節することはより効率的です。 ユーザーが構成部品を捜す時間が少なくなり、どれを使うべきかの決定が容易になります。

構成部品ファイル タイプの指定(Specifying Component File Type)

Toolbox 管理者は、Toolbox 構成部品ファイルの異なるサイズがどのようにアセンブリで定義されるかを決定します:
  • 1つの部品ファイルの複数コンフィギュレーションとして
  • それぞれのサイズの分離した部品ファイルとして

部品名の割り当て(Assigning Part Numbers)

Toolbox 管理者は、アセンブリ設計と部品表の作成をより効率的にするために、ユーザーが参照する前に、部品名と材料等の他のユーザー定義プロパティを Toolbox 構成部品に割り当てることができます。 事前に部品名とプロパティを割り当てるとき、ユーザーは Toolbox 構成部品を参照する度にこれをする必要がありません。