入力方式エイリアスの使用(Using Input Formula Aliases)

入力方式でエイリアスを使用すると、コントロールで選択された変数値は入力方式フィールドでは異なる値に評価されます。

入力方式で使用するエイリアスのフォーマットは次の通りです:

%VARIABLENAME(VALUE1=ALIAS1, VALUE2=ALIAS2)%

ここで、 VALUE VARIABLENAME で入力された値であり、 ALIAS_x が評価された値です。

入力方式でエイリアスを使用するには、フリーテキスト プロパティで定義されたテキスト文字列のセットを含むリスト コントロールを1つ作成します。 そして、編集ボックス コントロールを作成し、リスト コントロールの変数およびテキスト文字列にマップされる入力方式を追加します。

この例では、ユーザーがコンポーネントをリストから選択し、その価格を編集ボックスで確認するための入力方式の作成方法を説明します。

入力方式でエイリアスを使用するには:

  1. カード(Cards)をダブルクリックします。
  2. カード エディタで、新しいカードを開きます。
  3. コンボボックス ドロップリスト(Combobox Droplist) コントロールを追加します。
  4. ドロップリストの属性(Edit box properties)パネルで以下を行います:
    1. (Value)の下の 変数(Variables)をクリックします。
    2. Componentという名前の変数を作成します。
    3. コントロールを、変数にリンクします。
    4. アイテム(Items)の下で、 フリーテキスト(Free text)を選択し、コンポーネントのリストを入力します。
      例:
      long_shaft short_shaft
  5. 編集ボックス コントロールを追加します。
  6. 編集ボックスのプロパティ(Edit box properties)パネルで以下を行います:
    1. (Value)の下の 変数(Variables)をクリックします。
    2. ComponentPriceという名前の変数を作成します。
    3. コントロールを、ComponentPrice変数にリンクします。
    4. 入力数式(Input formula)の横の参照(Browse)(...)をクリックします。
    5. 入力方式ダイアログボックスで、次のフォーマットで入力方式を入力します:
      %Component(1st_component=1st_price, 2nd_component=2nd_price)%
      例:
      %Component(long_shaft=$300, short_shaft=$200)%
  7. カードを保存します。
データカードを使用する際、ユーザーがドロップダウンリストからコンポーネントを選択すると、編集ボックスには入力方式でそのコンポーネントに関連づけられたエイリアスが表示されます。