入力方式の使用(Using an Input Formula)

入力方式を使うことにより、データカード上の他のコントロールにリンクされた変数の値から構築された文字列を編集ボックスに入力できます。

入力方式を使用するには、1つまたは複数のリスト コントロールおよび編集ボックス コントロールを作成しなければなりません。編集ボックス コントロールには、リスト コントロールにマップされた入力方式が含まれます。

この例では、入力方式を使用してテンプレート カードのフィールド内にプロジェクト名を作成する方法を説明します。

入力方式を作成するには:

  1. 新しいデータカードを作成します。
  2. カード タイプ(Card type)には テンプレート カード(Template Card)を選択します。
  3. 3つのリスト コントロールを追加し、それらを変数にリンクします。例えば:
    • City
    • Region
    • Code
  4. 入力方式で作成されるプロジェクト名を保持するための編集ボックスを追加します。
  5. 編集ボックスのプロパティ(Edit box properties)パネルの入力方式(Input formula)で以下を行います:
    1. 文字列を入力します(例: Prj-)。数式が評価される際にもスタティックなテキストは変化しません。
      スタティックなテキストは数式の任意の場所に追加できます。
    2. をクリックして最初のリスト コントロール変数(例: City)を数式に追加します。
    3. 残りの変数(RegionCodeなど)を追加することにより数式を完成します。
      より大きな入力フィールドを使用するには、参照(Browse)(...)をクリックします。
  6. カードを保存します。
リスト コントロールから選択を行うことによってユーザーがテンプレート カードを完成すると、プロジェクト名がこれらの選択内容によって構築されます。

たとえば、ユーザーが City リストから Stockholm を選択し、Region リストから B を選択し、 Code リストから 112 を選択したとすると、プロジェクト名編集ボックスの値は Prj-StockholmB112 となります。