固有値解析グラフ (Frequency Analysis Graph) PropertyManager では、固有値と有効質量寄与率および累積有効質量寄与率のプロットを作成できます。
この PropertyManager を開くには、固有値解析スタディまたは線形動解析スタディを実行します。 結果 (Results)
を右クリックし、振動数応答グラフ定義 (Define Frequency Response Graph) を選択します。
固有値および
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モード次数
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固有振動数とモード次数の折線グラフを作成します。 サマリー (Summary) に結果をリストします。 |
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有効質量寄与率 (EMPF)
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モードごとに全体座標系の X、Y、および Z 方向の有効質量寄与率 (EMPF) を示す棒グラフを作成します。 サマリー (Summary) に結果をリストします。 有効質量寄与率は、特定のモードに寄与するシステム質量のパーセンテージを表します。 これは、各固有モードに含まれるエネルギーの尺度です。 通常、EMPF が大きいモードは、システムの動的応答に大きな影響を与えます。
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累積有効質量寄与率 (CEMPF)
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全体座標系の X、Y、および Z 方向の累積有効質量寄与率を示す折線グラフを作成します。 サマリー (Summary) に結果をリストします。 質量寄与率は、構造体の動的応答を適切に取得するために考慮すべきモード数を決定する場合に重要です。 多くのコードでは、考慮されるモード数は励振方向におけるシステム質量の 80% 以上の CEMPF である必要があります。
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サマリー
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EMPF が次より大きい場合に振動数 (Hz) を表示:
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(選択した全体座標系の方向の) 有効質量寄与率が入力した % 値よりも高い振動数範囲が表示されます。 |
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CEMPF が次より大きい場合に振動数 (Hz) を表示:
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(選択した全体座標系の方向の) 累積有効質量寄与率が入力した % 値よりも高い振動数範囲 (最小 - 最大) が表示されます。 |
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X
Y
Z
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EMPF と CEMPF に指定する全体座標系の方向を選択します。 |
レポート オプション
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保存
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結果をカンマで分割された *.csv ファイルに保存します。 ファイルを表示するには、テキスト エディタや Microsoft Excel を使用します。 |