解析方法 - 応答スペクトル解析(Analysis Procedure - Response Spectrum Analysis)

標準モードは最初に計算され、一般化されたモーダル座標系を使用して動作の方程式を切り離します。 最大モード応答は地盤振動応答スペクトルから定義されます。 モード合成法を使用することで、それぞれのモードから影響を合計することによって、最大構造応答が計算されます。

最大モード応答

SdI, ξI)、SvI, ξI)、SaI, ξI) は、変位、擬似速度、擬似加速度のそれぞれの入力スペクトル値とします。

それぞれのモードが SDOF システムとして理想化されることができるので、モーダル座標系に関する振動継続時間にわたる最大応答は、入力応答スペクトル値から得られます:

は、モーダル相対変位、 モーダル相対速度、 モーダル絶対加速度です。

Γi はそれぞれのモード i(と等しい)のモード関与係数です。

は、固有ベクトルの転置行列 i です。 は、固定ボディ構造変位への地盤振動に関連する影響ベクトルです。

それぞれのモードで、モーダル座標系に関連する構造の最大応答: 

最大モード応答は同時に起こらないことに注意してください。 異なるモードでは、振動の間に異なる時間インスタンスで最大に達します。 構造の合計最大応答を計算するために、これらのモード合成法が使用可能です。