ボンド結合(Bonded Contact)

プログラムは、接触セット(Contact Set) PropertyManagerで定義された、セット 1セット 2 (ソースとターゲット)エンティティをボンドします。ボンドされたエンティティは、溶接されたようなものとして動作します。このオプションは、静解析、非線形、固有値、座屈、および熱伝導解析スタディに使用できます。メッシュには、互換性がなくてもかまいません。メッシュに互換性がある場合は、プログラムで一致するノードが接合面に沿ってマージされます。それ以外の場合は、制約条件方程式を内部的に適用し、ボンド作成をシミュレートします。

内部的な接触面(互換または非互換のメッシュを使用可能)
互換性のあるメッシュを伴うボンド結合の図
板金部品と別サーフェス(ソリッドかシェル)のボンド接触の場合、接触のアルゴリズムによっては中間サーフェス メッシュと接触サーフェス ジオメトリの間の隙間による過度の硬化が実行される場合があります。ボンド接触の過度の硬化は剛体モードの計算を変化させます。このプログラムでは、板金部品のメッシュを中間サーフェスから接触サーフェス ジオメトリまでオフセットすることにより隙間を取り除いた場合、すべての剛体モードが計算 (0 に近い固有値使用) されます。