数値変換の使用

数値変換を使用して、モデルを平行移動、回転、およびスケーリングすることができます。 パレットのモデル(Models)タブのモデル ツリーと変換(Transform)パラメータを使用して、数値変換を制御します。

数値変換を使用するには、次の操作を実行します。

  1. パレットのモデル(Models) タブにある、モデル ツリーでモデルを選択します。
    部品 1 つのみ、あるいはルート節点だけでなく、モデル全体を選択するようにします。
  2. モデル(Models)タブで、次のいずれかを設定します。
    • 回転(Rotate): 選択した軸を中心にモデルを 90º 回転させます(X +90Y +90Z +90)。
    • 反転(Flip): 選択した軸を基準にモデルをミラーリングします(XYZ)。
    • ピボットの中心(Pivot Center): 選択したモデルのピボット点を、(モデル(Model)をクリックして)選択したモデルの境界ボックスの中心、または(ワールド(World)をクリックして)ワールド(0,0,0)の中心に調整します。
    • 床にスナップ(Snap to Floor): モデルの原点がワールド原点と垂直方向に整列するまで、縦軸に沿ってモデルを移動します。
    • 中央(Center): モデルのピボット点がワールド原点(0,0,0)と整列するまで、横軸に沿ってモデルを自動的に移動します。
    • 自動サイズ(Auto Size): ツール(Tools) > オプション(Options) > インポート(Import) > 自動サイズ オプション(Auto-Size Options) で定められた境界ボックス内に合うように、モデルを自動的にサイズ変更します。

      デフォルトでは、最小サイズは 2.5m3、最大サイズは 25m3 です。

      これをトリガーするには、モデルの原点単位およびスケールに対する拘束があれば解放します。
    • リセット(Reset): プロジェクトを最後に保存した後に行った変換をすべてリセットします。
    • XYZ 座標系での位置(Position XYZ): 選択した軸に沿ってモデルを移動します(左から右へ: X, Y, Z)。 たとえば、X5 に設定すると、プロジェクトの座標系の X 軸に沿ってモデルを 5 単位分移動します。
    • XYZ 座標系での回転(Rotation XYZ): 選択した軸を中心にモデルを回転させます(左から右へ: X, Y, Z)。 たとえば、Y90 に設定すると、プロジェクトの座標系の Y 軸を中心にモデルを 90º 回転させます。
    • XYZ 座標系でのスケーリング(Scale XYZ): モデルの歪みを不均等にします。 (X, Y, Z)フィールドにさまざまな値を使用すれば、各軸に沿ってモデルが異なる分量でスケーリングされます。
    • すべてスケーリング(Scale All): 1 以外の値に変更した場合は、比率を保持してモデルをスケーリングします。たとえば、2 はモデル サイズを 2 倍に、0.5 はモデル サイズを 2 分の 1 にします。
    • XYZ 座標系でのピボット(Pivot XYZ): 選択した軸(XY、または Z)に沿ってモデルのピボット点を、指定する距離だけ移動します。
    • ピボット回転(Pivot Rotation): 各軸(XY、または Z)を中心とするモデルのローカル回転動作を度数で設定します。