トラブルシューティングの強化

SOLIDWORKS ソフトウェアは、将来発生する可能性のあるクラッシュの原因と解決方法についての詳細情報を提供します。 また、エラー レポートも簡単に提出し、SOLIDWORKS 開発チームが問題を診断して解決する際に役立たせることができます。

ようこそ(Welcome)ダイアログ ボックスのトラブルシューティング(Troubleshooting)タブには、発生した問題の既知の解決方法に関するメッセージと、それらの問題が発生した回数が表示されます。 この解決方法には、ホットフィックスのインストールに関するテクニカル サポートへの連絡、Service Packs の適用が必要かどうかのアップデートの確認、およびマシンに認定またはテスト済みのグラフィック ドライバがあるかどうかの確認が含まれます。

SOLIDWORKS ソフトウェアが起動されると、ログ ファイルをスキャンして既知の解決方法を持つクラッシュを特定し、その解決方法に関するメッセージを solutionmessages.xml ファイルに作成します。 ファイルは、追加の問題や解決方法を特定したとき、およびホットフィックスと Service Packs がマシンに適用されたときに更新されます。 問題と解決方法に関するメッセージの累積的なリスト(既に適用されているホットフィックスと Service Packs によって解決されたものを除く)が、 トラブルシューティング(Troubleshooting)タブに表示されます。

クラッシュ時の解決方法を検索するには:

  1. ようこそ(Welcome)ダイアログ ボックスで、アラート(Alerts) > トラブルシューティング(Troubleshooting)をクリックします。
  2. このマシンの SOLIDWORKS の本リリースでクラッシュが発生した場合は、クラッシュの原因となった問題が何回発生したかを示すエラー メッセージが表示されます。 エラー メッセージは、次のような解決方法も示します。
    • ホットフィックスのインストールについて、テクニカル サポートに連絡する。
    • Service Packs を適用する必要があるかどうかを確認するためにアップデートを確認する。
    • マシンに認定またはテスト済みのグラフィック ドライバがインストールされていることを確認する。

    この操作はオプションです。 メッセージの右側にある閉じる(Close)をクリックして削除します。

  3. 更新をチェック(Check for Updates)またはシステム診断ツール(System Diagnostics)が表示された場合は、選択してそのオプションの指示に従います。

別のタブには、回復されたドキュメントに関する情報が表示されます。 ようこそ(Welcome)ダイアログ ボックスから表示するには、アラート(Alerts) > ドキュメント回復(Document Recovery)をクリックします。