厚みレイヤーの数(10 ~ 16) |
シェル |
方程式を厚み付け方向に離散化するために使用する仮想レイヤーの数を指定します。 デフォルト: 15
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金型/樹脂結合反復の緩和係数 |
シェル/ソリッド |
緩和係数は、樹脂温度場と金型温度場間の反復解の更新による影響を数学的に調整する重み係数です。 デフォルト: 0.8
- この緩和係数を大きくすると、収束速度が速くなる可能性がありますが、数値が不安定になり、収束の問題を引き起こす可能性があります。
- この緩和係数を小さくすると、より安定した計算が行われる可能性がありますが、収束速度は低下します。
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金型/樹脂反復最大回数(8 ~ 15) |
シェル/ソリッド |
樹脂解析および金型解析間の最大反復回数を制限します。 この制限内で定常温度に収束しない場合、ソルバーは最後の反復の温度場を、定常結果になるように割り当てます。
デフォルト: 8
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金型/樹脂反復の相対許容誤差(1.E-3 ~ 5.E-2) |
シェル/ソリッド |
現在の反復サイクルと以前の反復サイクル間のローカル金型温度の相対収束許容誤差を指定します。 デフォルト: 0.01
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金型温度反復の緩和係数(0.2 ~ 0.8) |
シェル |
ガウス反復ソルバーの場合のみアクティブです。 金型温度場の反復更新を管理します。 この緩和係数を小さくすると、より安定した計算が行われますが、収束速度は低下します。
デフォルト: 0.4
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金型反復最大数(300 ~ 800) |
シェル |
代数方程式ソルバー(前処理付き共役勾配(PCG)またはガウス)が使用する内部反復最大数を制限します。
デフォルト: 500
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金型反復の残留エラー許容誤差(1.E-8 ~ 1.E-5) |
シェル |
反復代数方程式ソルバーの収束基準(PCG またはガウス)。 解領域全体の残留エラーの基準が、指定した値よりも小さくなると、反復は停止します。 この緩和係数を小さくすると、より安定した計算が行われますが、収束速度は低下します。
デフォルト: 1E-6
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チューブ状要素のガウス積分点(4 または 6) |
シェル |
冷却管またはランナー解析に使用する境界要素法の直線要素に含まれるガウス積分点の数を指定します。 不安定にならないようにするため、使用できる値は 4 または 6 のみです。
ガウス点の数を増やすと解の精度は向上しますが、必要な計算時間は長くなります。
デフォルト: 4
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三角形要素のガウス積分点(4 または 6) |
シェル |
部品に使用する境界要素法の三角形要素に含まれるガウス積分点の数を指定します。
デフォルト: 4
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ソルバー タイプ |
シェル |
代数方程式の行列ソルバーのタイプを指定します。 デフォルト: 前処理付き共役勾配(PCG)ソルバー。 ほとんどの問題で収束に到達します。
ガウス-ザイデル反復ソルバー(ガウス)は代替ソルバーですが、収束結果が得られる可能性は低くなります。 |
ソルバー タイプ |
一色 |
代数方程式の行列ソルバーのタイプを指定します。
デフォルト: 代数的マルチグリッド ソルバー(AMG)。
AMG ソルバーは、ほとんどの問題で収束に到達します。 前処理付き AMG ソルバー(PCG-AMG)よりも高速で、使用するストレージが少なくなります。 PCG-AMG ソルバーは、堅牢性がさらに向上する可能性がありますが、ストレージとパフォーマンスのコストがかかります。
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非定常金型温度出力間隔(1 ~ 10) |
一色 |
金型温度データの出力が可能な時間ステップ間隔を指定します。 出力データは、Flow および Pack 解析の中空壁の非定常温度です。 この値を小さくすると、保存される非定常データが多くなりますが、処理時間が長くなります。 デフォルト: 5
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ローカル プロファイル解像度 [X-Y プロット](1 ~ 3) |
シェル |
各ローカル領域における温度履歴の出力データの解像度を指定します。 解像度の値が高いほど、より多くの一時データが保存されます。 デフォルト: 1
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解析方法 |
一色 |
解析の離散方法を指定します。 - FVM: 有限体積法(セル中心)
- FEM-線形: 線形要素による有限要素法(節点ベース)
- FEM-2 次: 2 次要素による有限要素法(節点ベース)
デフォルト: FEM-線形
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