変数のマッピング - AutoCADファイル(Variable Mapping - AutoCAD Files)

AutoCADファイルで、定義されたブロック内にある属性(タイトル ブロックなど)に、変数をマップすることができます。 レイアウトごとの固有の値は、ファイル データ カードで別個のレイアウト タブとして表示されます。

  • AutoCAD属性を読み書きするために、AutoCADアプリケーションをインストール、実行する必要はありません。
  • 同じプロパティ(例えば、スケール(Scale))を使用する複数のタイトル ブロック名を持つ図面の場合は、変数を追加のブロック/属性マッピングで更新します。 変数エディタで、属性名の照合にワイルドカード(*)を使用することができます。
    ファイル内で一致するブロック/属性名は、1つだけです。
  • ブロック/属性名を定義する際には、正確な綴りを使用してください。
  • ファイル内で使用しないブロック/属性マッピングを削除します。
共通の拡張子 DWG、DXF
プロパティのマッピング(Property Mappings) ブロック名と属性はユーザー定義です。

AutoCAD の変数のマッピングの例: 図面タイトル ブロックへのマッピング(Mapping to a Drawing Title Block)

図面タイトル ブロックにマップするには:

  1. AutoCADで、図面タイトル ブロックで使用するブロック名と属性名(タグ)を特定します。
  2. アドミニストレーション ツールで、Drawing numberという名前の変数を作成します。
  3. 新しい属性(New Attribute)をクリックします。
  4. 選択された属性(Selected attribute)の下で、次の手順を実行します:
    1. ブロック名(Block name)に、Title_1を選択します。
    2. 属性名(Attribute name)にDraw_Noと入力します。
    3. このブロックを含んでいるAutoCADファイルの拡張子を、カンマで区切って入力します。

      例えば、次のファイル拡張子を使用します: dwg, dxf のように入力します。

  5. OK をクリックします。
  6. カード エディタで、AutoCADファイル データ カードを開きます。
  7. 編集ボックスを追加し、新しい図面番号変数を変数名(Variable name)として選択します。
  8. カードを保存し、カード エディタを閉じます。
ユーザーがボルトに図面を追加すると、ファイル内にあるタイトル ブロック情報が、.dwgファイル データ カードに表示されます。 図面に含まれている複数のレイアウトは、ファイル データ カードのタブとして、各レイアウトの固有の値とともに表示されます。