モーダル時刻歴解析の実行

モーダル時刻歴解析を実行するには:

  1. Simulation アドバイザー(Simulation Advisor)の下向き矢印をクリックし、新規スタディ をクリックして、線形動解析を作成します。 固体、シェル、または混在メッシュのスタディを定義できます。 梁はサポートされていません。 線形動解析 を選択し、オプションモーダル時刻歴 をクリックします。 スタディの固有値解析(frequency)と動解析(dynamic)のプロパティを定義します。
    既存の固有値解析スタディから線形動解析スタディを作成できます。 固有値解析スタディ アイコンを右クリックし、 新規動解析スタディへコピー(Copy to New Dynamic Study)を選択します。
  2. それぞれの固体とシェルに対して材料を定義します。固体またはシェルに材料を定義するには、Simulation スタディ ツリー で対応するアイコンを右クリックし設定/編集 材料特性(Apply/Edit Material)を選択します。
  3. 拘束条件を定義します。Simulation スタディ ツリーで拘束 アイコンを右クリックし、オプションから選択します。スプリング ダンパー コネクタを適用することもできます。
  4. 減衰(damping)を定義します。 Simulation スタディ ツリーで、減衰 フォルダを右クリックし、設定/編集を選択します。 モーダル(modal)、複合モーダル(composite modal )、Rayleigh 減衰を定義できます。
  5. 荷重(loads)を定義します。 時間依存の荷重(force)、圧力(pressure)荷重、一様(uniform)と選択(selected)の地盤振動、初期条件(initial conditions)を定義できます。 モーダル時刻歴- 動解析オプション(Dynamics Options - Modal Time History)タブで定義した解析用の時間範囲全体をカバーする時間カーブ データを入力することが推奨されます。 最大 10000 点の時間カーブ データ点を入力して、荷重履歴を定義できます。
    たとえば、スタディ プロパティで定義した解析範囲の開始時以外の時点に開始する、一様の地盤振動のカーブを定義した場合、初期値は線形に補完されます。 カーブの最終点が解析範囲の終了時刻よりも小さい場合、解析時間範囲は切り捨てられます。
  6. 結果オプションを定義します。Simulation スタディ ツリーで、減衰 (Damping)フォルダを右クリックして設定/編集(Edit/Define)を選択します。
  7. モデルのメッシュを作成して、スタディを実行します。先ず、固有振動数が(まだ無い場合は)計算され、続いてモーダル時刻歴解析を実行します。
    固有振動数のためだけにスタディの実行を指定することもできます。スタディ アイコンを右クリックし、固有値解析実行を選択します。
  8. 結果表示:
    • 結果 フォルダのアイコンをダブルクリックし、関連するプロットを表示します。
    • 新しいプロットを定義するには、結果 フォルダを右クリックして希望のオプションを選んでください。 指定された解析ステップで変位、加速度、速度、応力、ひずみ、変位をプロットすることも、すべての解析ステップで最大値をプロットすることもできます。
    • 指定された節点で時刻歴プロットを定義するには、結果 フォルダを右クリックし、応答グラフ定義 を選択します。
    • 結果リストを表示するには、結果 フォルダを右クリックして希望のオプションを選んでください。 固有振動数、質量寄与率の要因、応力、変位、加速度、速度、ひずみ、反力をリスト表示できます。

モーダル時刻歴(Modal Time History)- 動解析オプション(Dynamics Options)

モーダル時刻歴 ダイアログ ボックスの 動解析オプション タブでは、解法関連のオプションを設定します。

時間の範囲

開始時間 解法の開始時間 (秒)。
終了時間 解法の終了時間。(秒)
時間ステップ 解法の時間ステップ: 解析ステップの合計数の上限は 10000 です。

死荷重影響

静解析スタディからの死荷重 チェックすると、動解析スタディに静解析スタディの結果を重ねることができます。以下のいずれかを選択します:
増加率 死荷重が増加される係数。
例えば、増加率 2 を入力したとき、選択された静解析スタディからの結果は2倍され、動解析スタディの各ステップの結果に追加されます。
結果は、それらが線形応力範囲にあるときだけ正確になります。