キーボードからの入力(Entering Keyboard Input)
キーボードからデータを入力すると、データを正確に入力できます。 キーボード入力により、正確な寸法を持った作図エンティティの作成、または座標系の中での正確な配置が可能です。
距離、直線、その他の線形値は図面の単位で指定されます。 角度は度単位で指定します。
構文のルールは次の通りです:
- 小数点はピリオド
- 各軸の値はカンマで区切る。例: 0,2.1,3.25
- 角度の値の前には < (小なり)記号を付ける。例えば、 <30 は角度 30° を表す。
また、点の値の入力にあたって 座標フィルタ を使用することもできます。 座標フィルタを使用することで、入力するX、Y、Z座標の値を既存のエンティティに関連づけることができます。
キーボードを使った入力シーケンスの例:
: LINE
始点を指定» 2.5,0
次の点を指定» @3,2.3
次の点を指定» @5.75<30
次の点を指定» <コマンド終了時にEnter>
キーボード入力でエンティティを移動する例:
: MOVE
エンティティを指定» <エンティティを選択>
エンティティを指定» <エンティティ選択を終了するにはEnter>
始点を指定» 5,2
目的点を指定» @3,0