DimXpert 値 PropertyManager(DimXpert Value PropertyManager)

DimXpert 値 PropertyManager で、寸法と公差の表示を指定します。

デフォルトの公差と小数位数を設定するには:

オプション(Options) > ドキュメント プロパティ(Document Properties) > DimXpert をクリックします。

参照フィーチャー

公差フィーチャー トップの平面 P2。
サイズ寸法では、公差フィーチャー は PropertyManager に現れます。
原点フィーチャー 底の平面 P1。
原点フィーチャーと公差フィーチャーの情報については、ASME Y14.5M -1994, 2.6.1 項、または ISO 129 を参照してください。
フィーチャー交換  
  各種の原点フィーチャー(Origin Features)の使用例:
原点フィーチャー(Origin Feature) = 底の平面 P1。 原点フィーチャー(Origin Feature) = トップの平面 P2。
原点フィーチャーには、矢印ではなく原点記号が表示されます。
異なる寸法結果になることに注意してください。

DimXpert 方向(DimXpert Direction)

2つの軸か線タイプのフィーチャーの間に寸法を適用するとき、このオプションが表示されます。 XY、および Z オプションは、部品座標系に関連しており、フィーチャーの軸に垂直な各部品軸で利用可能です。 参照先
フィーチャーの軸は、XY オプションで利用可能な Z 軸に沿います。
垂直オプション、N は2つのフィーチャーの間の最も短い距離によって定義された方向に沿って寸法を配置します。
ユーザー定義オプション U はエッジに平行か、平坦な面に垂直な方向に寸法を配置します。

この例では、寸法はエッジに平行になります。

詳細については、

スタイル

スタイルを参照してください。

公差/小数位数

  寸法テキスト値 寸法テキストには穴の指定方法が複数あるため、すべての寸法は個々にリストされます。この機能では、深さをもつ単一穴、座ぐり穴、皿穴、組み合わされた溝寸法、面取りに有効です。
公差タイプ(Tolerance Type) リストから選択します。選択できるタイプは寸法のタイプによります。
最大許容差  
最小許容差  
  括弧で表示(Show parentheses): 公差値の前後に括弧を挿入します。
小数位数 寸法値としてリストから公差の小数位数の値を選択します。
公差の精度 公差値に対する小数点以下の桁数を選択します。
穴と軸 :    
分類 (はめあい(Fit)、はめあい公差(Fit with tolerance)、または、はめあい (公差のみ)(Fit (tolerance only)) 穴基準はめあい(Hole Fit)か軸基準はめあい(Shaft Fit) (以下参照)の何れか選択すると、選択されていない方リのリストを(穴基準はめあい または 軸基準はめあい) 分類に基づいてフィルターされます。
穴基準はめあい軸基準はめあい はめあいはめあい公差、またははめあい (公差のみ))リストから選択、または任意のテキストを入力します。
はめあい交差 または はめあい (公差のみ) を指定し、ただし両方を指定していない場合に、上下寸法許容差(穴基準はめあい軸基準はめあい)は、最大許容差 または 最小許容差 タイプで使用できます。
  はめあい公差フォント(Fit tolerance display) はめあいはめあい公差、または はめあい (公差のみ))次のいずれかを選択します:

[線付き積重ね (Stacked with line display)]

[線無し積重ね (Stacked without line display)]

[直線状表示 (Linear display)]

主要値(Primary Value)

このオプションは読み取り専用です。寸法の名前と値を表示します。

寸法文字(Dimension Text)

  インスタンス数 パターンで、これはインスタンス数を示します。
  テキスト 寸法は <DIM> で表され、ボックスに自動的に表示されます。 ボックスの任意の位置にポインタを置いてテキストを挿入します。
穴は、txcalloutformat.txt ファイルで指定されたフォーマットを使用します。 詳細は、DimXpert サイズ寸法(DimXpert Size Dimension)寸法テキスト フォーマット ファイル(Callout format file)を参照してください。
寸法タイプによっては、追加のテキストが自動的に表示されます。 たとえば、座ぐり穴の 穴寸法テキスト(Hole Callout)では穴の直径と深さ(<MOD-DIAM><DIM><HOLE-DEPTH>xx)が表示されます。 穴ウィザードで作成した穴の穴寸法テキスト(Hole Callouts)には、穴ウィザードから得られた情報が表示されます。 吹き出しの変数(Callout Variables) ダイアログ ボックスでテキストを編集したり、変数を挿入したりすることができます。
括弧の追加 (Add Parentheses) 従動 (参照) 寸法を括弧付きあるいは括弧なしで表示できます。デフォルトでは、括弧付きで表示されます。

検査用寸法
寸法中央揃え(Center Dimension) 寸法テキストを補助線の間でドラッグすると、寸法テキストは補助線の中間にスナップ固定されます。

オフセットテキスト(Offset Text) 引出線を使用して、寸法テキストをオフセットします。

  テキスト揃え (Justify) テキストを横に揃えることができます。また規格によっては、引出線を垂直に揃えることができます。
  • 左揃え(Left Justify) 中央揃え(Center Justify) 右揃え(Right Justify)
  • 上部揃え 中央揃え 下部揃え
  記号(Symbols) 記号を追加する位置をポインタでクリックします。 記号アイコンをクリックするか、詳細(More Symbols)をクリックして記号ライブラリにアクセスします。
DimXpert 寸法に記号を追加するときは注意してください。記号が寸法と公差の基本的な定義を変える可能性があります。
  すべて大文字 選択した寸法または穴寸法テキストに対して、グラフィック領域のテキストをすべて大文字で表示します。 大文字と小文字を区別しない場合は、このオプションを選択解除します。

代替単位

寸法をドキュメントの単位系と2単位表示の両方で表示します。どちらの単位も ツール (Tools) > オプション (Options) > ドキュメント プロパティ (Document Properties) > 単位 (Units) で指定します。

小数位数 寸法値としてリストから公差の小数位数の値を選択します。
公差の精度 公差値に対する小数点以下の桁数を選択します。