カスタマイズされた普通公差ファイルの使用

DimXpert では、普通公差(General Tolerance)方式を使用する場合に、特定の設計要件用にカスタマイズした普通公差ファイルを使用できます。

カスタマイズされた普通公差ファイルを使用するには:

  1. オプション(Options) (標準ツールバー)をクリックするか、ツール(Tools) > オプション(Options)をクリックします。
  2. ドキュメント プロパティ(Document Properties)タブで、DimXpert をクリックします。
  3. 方法(Methods)で、普通公差(General Tolerance)を選択します。
    普通公差(General Tolerance)セクションのオプションが有効になります。 公差等級(Tolerance class)には次のオプションが使用できます:
    • ISO 2768-1 に基づく、4 つのカスタマイズできないオプション(密(Fine)中(Medium)粗(Coarse)極粗級(Very Coarse))。
    • ユーザー定義の普通公差ファイル(general tolerances.xlsx)で指定されている、2 つのカスタマイズ可能なオプション(ユーザー定義1(Custom1)およびユーザー定義2(Custom2))。
  4. 公差等級(Tolerance class)に対して、次の操作を行います:
    1. ユーザー定義1(Custom1)またはユーザー定義2(Custom2)を選択します。
    2. ユーザー定義をロード(Load Custom)をクリックし、ユーザー定義の値をロードします。
      後で、普通公差ファイルを変更する場合、またはファイルの場所を変更する場合には、このダイアログ ボックスに戻って、ユーザー定義をロード(Load Custom)を再度クリックします。
  5. OK をクリックして、値のロードを確定します。
  6. OK をクリックします。
    普通公差テーブルをモデルに挿入して、使用している現在の公差を表示できるようになりました。 挿入(Insert) > テーブル(Tables) > 普通公差(General Tolerance) をクリックし、グラフィックス領域内をクリックしてテーブルを配置します。

    新しいモデルでデフォルトの公差等級としてユーザー定義1(Custom1)またはユーザー定義2(Custom2)を使用するには、既存のドキュメント テンプレートを編集するか、新しいドキュメント テンプレートを作成します。