DimXpert で使用される普通公差ファイルをカスタマイズし、特定の設計基準に適合させることができます。
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で指定したフォルダで、Microsoft Excel を使用して general tolerances.xlsx を開きます。
ファイルには次のセクションが含まれています。
直線 |
長さ寸法の範囲と公差を指定します。 |
壊れたエッジ |
面取りとフィレットの寸法の範囲と公差を指定します。 |
角度寸法 |
角度寸法の範囲と公差を指定します。 |
単位 |
テーブルの直線と角度の値の測定単位を指定します。 |
- 単位(Units)で、テーブルの値の測定単位を設定します。
普通公差ファイルをモデルで使用しており、そのモデルで別の単位を使用している場合、値はモデルの単位に合うように自動的に変換されます。
- ファイルの値をカスタマイズします。
例:
- 長さ寸法の Custom1 を変更するには、直線(Linear)セクションを見つけます。
- Custom1 行の値を変更します。
たとえば、6 以上 30 以下の範囲にある長さ寸法の公差を 0.2 から 0.3 に変更するには、対応する
Custom1 値を 0.2 から 0.3 に変更します。

普通公差ファイルの形式は維持する必要があります。 形式を変更すると、ファイルは有効とみなされず、代わりにデフォルト値が使用されます。 たとえば、セルを並べ替えたり、セルを空欄のままにしないでください。
- Microsoft Excel ファイルを保存します。
普通公差ファイルは、その値を更新したり場所を変更したりするたびにロードする必要があります。
- ファイルをロードするには:
- をクリックします。
- 普通公差(General tolerance)の公差等級(Tolerance class)で、ユーザー定義の等級を選択します。
- ユーザー定義をロード(Load Custom)をクリックしてから OK をクリックし、選択を確定します。