エンティティスナップとエンティティトラックの設定を使用する

設定（Settings）ダイアログ ボックスのスナップ（Snaps）カテゴリにあるエンティティスナップとトラック（Entity Snaps & Track）タブでは、エンティティスナップ（EntitySnap）とエンティティトラック（EntityTrack ）オプションを制御します。

この設定を、現行のエンティティスナップとエンティティトラックの設定、またはメカニカル スナップ コンフィグレーション（Mechanical Snap Configurations）の設定として適用できます。

エンティティスナップ（ESnap）を使用することにより、終点、交点、中点等の作図エンティティ上の点を検出し、スナップすることができます。 点にスナップすることにより、作図や編集コマンドにおいて正確な位置決めをすることができます。

エンティティトラック（EntityTrack）を使用して、コマンド実行で参照できる一時的な推測点を設定します。 推測点の設定は、他の図面エンティティのジオメトリに関連しています。

エンティティスナップ、カーソル サイズ、エンティティトラックの設定を使用するには:

  1. 設定（Settings）ダイアログ ボックスで、スナップ（Snaps）カテゴリを選択します。
  2. エンティティスナップとトラック（Entity Snaps & Track）タブで次の操作を行います。
    1. エンティティスナップの使用を有効または無効にするには、エンティティスナップ（ESnaps）有効（Enable EntitySnaps（ESnaps））を選択または選択解除します。
    2. b）ジオメトリ エンティティスナップ（Geometry ESnaps）と参照エンティティスナップ（Reference ESnaps）を選択して、描画時にそれらを自動的に呼び出します。
      「メカニカル エンティティスナップ モード」を参照してください。
    3. ポインタ サイズ（Pointer size）で、ポインタのクロスヘアのサイズを指定します。 1 ～ 100 の値を指定します。100 を入力すると、クロスヘアは画面全体に拡大します。
    4. ETrack で、オプションを設定します::
      • エンティティトラック有効（Enable EntityTracking（ETrack））。 ポインタがエンティティスナップ点上に移動した場合に、直交（水平および垂直）のトラッキング ガイドを表示します。 （エンティティスナップ ガイドが有効である必要があります。）
      • Eトラック ガイドを画面全体に表示（Display ETrack guides across screen）。 トラッキング ガイドを表示します。 （エンティティスナップ ガイドが有効である必要があります。） 選択解除時においては、エンティティスナップの位置とポインタの間にトラッキング パスが表示されます。
      • 推測点を取得するために Shift キーを有効化（Enable Shift to acquire inference points）。 Shift キーを押した際とポインタがエンティティスナップ点上に移動した際にトラッキング ガイドを表示します。
  3. 適用をクリックします。