PhotoView 360 基本照明の編集

PhotoView 360 では、照明は、PhotoView 360 基本照明(Primary PhotoView 360 Lighting) シーン環境によって行われます。

このシーン環境は、シーンを球状に取り囲む HDR (ハイ ダイナミック レンジ) イメージであり、現実的な光と反射を作り出します。 PhotoView 360 の照明は、モデルをプリビューしたとき、または最終レンダリングを作成したときのみ表示されます。

SOLIDWORKS Lighting でできるように、指向性光源、スポット光源、および点光源を追加することができますが、PhotoView でモデルに照明を設定する最適な方法は、PhotoView 360 基本照明を編集することです。

PhotoView 360 基本照明を編集するには:

  1. PhotoView 360 を追加します。
  2. DisplayManager でシーン/照明/カメラ表示(View Scene, Lights and Cameras)をクリックします。
  3. PhotoView 360 Lights を展開します。
  4. 照明に対する変更の効果を確認できるように、PhotoView 360 基本照明(Primary PhotoView 360 Lighting) を右クリックし、統合プレビュー(Integrated Preview) またはプレビュー ウィンドウ(Preview Window) をクリックします。
  5. PhotoView 360 基本照明(Primary PhotoView 360 Lighting) を再度右クリックし、PhotoView 360 基本照明の編集(Edit Primary PhotoView 360 Lighting)をクリックします。
  6. シーン編集(Edit Scene)PropertyManager のPhotoView 360 照明(PhotoView 360 Lighting)タブの、PhotoView 360 照明(PhotoView 360 Lighting)の下で:
    1. ダイナミック ヘルプ(Dynamic help)をクリックします
      ポインタをオプションの上に移動すると、そのオプションのシーンへの効果の詳細な説明が表示されます。
    2. 背景明度(Background brightness)を調整して、レンダリング明度に影響を与えることなく、背景の明度を変更します。
    3. レンダリング明度(Rendering Brightness)を調整して、モデルに放たれる光量をシーン環境から変更します。
    4. 照明の小さなホット スポットを使って環境の照明のリアリズムと精度を増加するには、高精度環境照明(Accurate environment lighting)を選択します。
      たとえば、シーンに色むらがあったり、歪んで表示される場合、高精度環境照明(Accurate environment lighting)を有効にすると、より精度の高い影が提供されます。
      高精度環境照明(Accurate environment lighting)を有効にすると、レンダリングにかかる時間が増加します。
    5. モデルに反射する外観が含まれる場合は、シーン反射度(Scene reflectivity)を調整して、モデルに反射される環境イメージの量を変更します。
    6. 環境をシーンの床の中央で回転するには、環境回転(Environment Rotation)を調整します。
      これにより、光または反射をPhotoView 360 レンダリングで表示されるように環境イメージから別の場所に移動できます。
    7. コンフィギュレーション(Configurations)で、実行した変更内容を保存する必要がある表示状態を選択します。
  7. をクリックします。