そりから除外(Exclude from Warp)PropertyManager

Warp 解析は、射出成形機で金型から成形品が抜き出されて成形品が完全に冷却された後の、成形品の最終的な形状と寸法を予測します。

モデルにシングル キャビティに加えてランナー システム、マルチキャビティ、またはファミリー モールドが含まれている場合は、モデル全体が反り解析の対象となります。ただし、そりから除外(Exclude from Warp)境界条件を明示的に使用して、モデルの特定のセクションを除外している場合を除きます。 このことは、ランナー システムは実際には、射出シーケンスの一部としてキャビティから自動的に分離される、またはランナー システムは 2 次処理での射出直後に手動でトリミングされるため全体的な反りの挙動に影響を与えない、という事実の説明になります。

そりから除外(Exclude from Warp)PropertyManager を開くには:
  • Plastics CommandManager で境界条件(Boundary Conditions)を展開し、そりから除外(Exclude from Warp)をクリックします。
デフォルトでは、反り解析では次の領域が除外されます。
  • 冷却管領域
  • 金型領域
  • 充填されたホット ランナー(Filled Hot Runner)境界条件で識別するホット ランナー領域。

そり解析モジュールは SOLIDWORKS Plastics Premium 製品で利用可能です。

パラメータ

ボディ

そり解析から除外するモデルのボディを選択します。 選択ボディはグラフィック領域で青で高輝度表示されます。