設定ダイアログ ボックス - リファレンス ダイアログ タブ（Settings Dialog Box - Reference Dialog）

SOLIDWORKS PDM ソフトウェアにより、親ファイルのチェックアウトやステータス変更の際に参照をどのように扱うかを制御するには、参照ダイアログ（Reference Dialog）ページを使用します。

設定 ダイアログ ボックスを表示するには:

  1. ユーザーまたはグループを右クリックして設定をクリックします。
  2. ユーザーの設定（Settings）ダイアログ ボックスの左側パネルで、参照ダイアログ（Reference Dialog）をクリックします。

チェックアウトおよびバージョン アクセス コントロール（Check out and version access controls）

チェックアウト時に最新バージョンを取得するための参照ファイルを自動的に選択します。 このオプションを選択すると、参照ファイルの最新バージョンがローカル キャッシュにない場合、ソフトウェアによってチェックアウト（Check Out）ダイアログ ボックスの取得（Get）チェック ボックスが事前に選択されます。

チェックアウト ダイアログ ボックスの 取得 チェック ボックスを選択解除しないかぎり、親ファイルをチェックアウトすると、参照ファイルの最新バージョンがソフトウェアによってユーザーのローカル キャッシュにコピーされます。

このオプションはデフォルトでオンに設定されています。

このオプションを選択解除すると、ローカルにキャッシュされていない参照ファイルの取得（Get）チェック ボックスがソフトウェアによって事前に選択されます。 ただし、参照ファイルの旧バージョンがキャッシュされている場合、取得 チェック ボックスは選択されません。

このオプションは、選択解除しても、次のいずれかのオプションを選択すると再度有効になります。
 
常にファイルの最新バージョンを使用する。

ユーザーがファイルを表示するか、開くと、ファイルの最新バージョンがユーザーのローカル キャッシュにコピーされます。

ユーザーが開いているファイルに参照が含まれる場合、どのバージョンの参照ファイルがアタッチされているか、またローカル キャッシュに古いバージョンが保存されているかどうかにかかわらず、参照されているすべてのファイルの最新バージョンが取得されます。

このオプションを選択すると、Windows ファイル エクスプローラのファイルおよびフォルダのショートカット メニューには最新バージョンの取得（Get Latest Version）コマンドのみが表示されます。

SOLIDWORKS アドインから古いバージョンのファイルを取得できるようにするには、このオプションを選択し、[バージョンを取得] コマンドを SOLIDWORKS アドインで有効にする (Enable the Get Version command in SOLIDWORKS Add-in) を選択します。

このオプションは、これまで 設定 ダイアログ ボックスの エクスプローラ タブの その他 で利用できました。
 
チェックアウト ダイアログ ボックスを表示せずにバックグラウンドでファイルをチェックアウト

参照のあるファイルをチェックアウトするときに、チェックアウト ダイアログ ボックスを表示しないようにします。 ソフトウェアにより、選択されたファイルのみがチェックアウトされます。ユーザーは個々の参照先ファイルを別個にチェックアウトする必要があります。
 
参照元ファイルがチェックアウトされたときにすべての参照先ファイルをチェックアウト（Try to check out all referenced files when the referencing file is checked out）

他のファイルへの参照があるファイルをチェックアウトすると、参照されたファイルも可能な限りチェックアウト対象としてマークされます。

ダイアログ ボックスを表示せずにファイルをチェックアウトするオプションも選択すると、親ファイルのチェックアウトによって、参照されたファイルがすべて自動的にチェックアウトされます。

その他

ステータス変更時に子参照を選択します。 選択した場合、ユーザーが親ファイルのステータスを変更すると、子参照ファイル（図面ノードを除く）が選択され（ステータス変更（Change State）列のチェック ボックスが選択され）、ステータス変更操作に組み込まれます。

オフにした場合、ファイルのステータスを変更すると、ステータス変更（Change State）ダイアログ ボックスで子参照ファイルは選択されません。
ステータス変更時に、図面ノードとして定義されている参照を選択します。 選択した場合、ユーザーが親ファイルのステータスを変更すると、参照図面ノードが選択され（ステータス変更（Change State）列のチェック ボックスが選択され）、ステータス変更操作に組み込まれます。

オフにした場合、ファイルのステータスを変更すると、参照図面ノードは選択されず、ステータス変更操作から除外されます。
Show "not rebuilt" warning on drawing and assemblies in need of rebuilding. チェックインの際、ある部品が参照元の図面またはアセンブリより最近になって更新されている場合に警告を表示します。

警告上のヘルプ ボタン を使用すると、影響を受けたファイルの再構築手順が表示されます。

このオプションはデフォルトでオンに設定されています。