ワークフローのステータスは、ファイルやプロセスのライフサイクルにおける段階を表します。
各ステータスには、「初期化」(Initiated)、「承認待ち」(Waiting for approval)、「承認済み」(Approved)などの名前があります。 ステータスごとにユーザー/グループの許可(権限(rights))を定義することで、例えば誰がファイルをチェックアウトでき、誰がリビジョン番号を増加できるかを設定できます。
すべてのワークフローには、少なくとも1つのステータスが必要です。 初期ステータス(initial state)には、1つのステータスだけを指定します。 ワークフローに追加されたすべての新規ファイルは、初期化ステータスで開始します。
ワークフロー エディタでは、ステータス名入りのボックス、左側の説明付きアイコン、および右側の状態アイコンに状態が表示されます。

状態アイコンは、次を示します:
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初期状態 |
ワークフローに追加されたすべての新規ファイルは、初期化ステータスで開始します。 1 つのワークフローには 1 つの初期状態だけがあります。
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前のステータスの権限を無視 |
前のステータスから継承された状態権限が無効になり、状態に適用されたアクセス権限が有効になります。 |
エンド ユーザーには、SOLIDWORKS PDM ファイル エクスプローラ ビューのファイル リストの状態(State)列に、ファイルのステータスが表示されます。 また、データ カードが設定されている場合、履歴(History)ダイアログ ボックスとバージョン(Version)情報タブにファイルのステータスが表示されます。