メッシュ BREP ボディのセグメント化

SOLIDWORKS モデルは通常、面、エッジ、頂点に分割されます。これらのエンティティは、子フィーチャーの参照になります。たとえば、2 つの面の交差によって形成されたエッジにフィレットを追加できます。

グラフィック ボディにこれらの参照がないのは、メッシュ ファセットのみで構成されるからです。グラフィック ボディのメッシュ ファセットを参照できるフィーチャーはごくわずかです。グラフィック ボディをメッシュ BREP ボディに変換した場合、メッシュ BREP ボディは 1 つの面だけで構成され、その価値は限定的です。

この例では、グラフィック ボディは元々は別の CAD プログラムの立方体でした。STL にエクスポートしてから、SOLIDWORKS にインポートしました。グラフィック ボディは 12 個のファセット(元は正方形の面であったものごとに 2 個のファセット)で構成されます。

グラフィック ボディをメッシュ BREP に変換すると、12 個のファセットは残りますが、立方体全体がひとつの面になります。

立方体を 6 つの面、12 個のエッジ、8 つの頂点に戻すには、単面メッシュ BREP 立方体をセグメント化して、ファセットを面と見なすものにグループ化する必要があります。セグメント化した後、メッシュ BREP ボディに、面やエッジを参照するフィレットや面取りのような子フィーチャーを追加できます。

メッシュ BREP に変換された標準の SOLIDWORKS BREP ボディはセグメント化を維持し、さらにセグメント化する必要はありません。