指定した厚み領域よりも薄い/厚い部品の領域を表示する

指定の厚みより薄い/厚い部品の領域を表示するには:

  1. 開いた部品で、厚み分析 （スケッチ ツールバー）または ツール（Tools） > 厚み分析（Thickness Analysis） をクリックします。
  2. PropertyManager の、分析パラメータ（Analysis Parameters）のセクションで次を行います:
    1. ターゲットの厚み（Target thickness） の値を指定します。
    2. 厚い領域を表示（Show thick regions）を選択します。
    3. 厚い領域の制限値（Thick region limit）を指定し、厚み領域の上限を定義します。
    4. 必要な場合は、コーナーを厚みゼロとして処理 を選択し、部品の鋭角なコーナーを厚みのないものとして無視します。 全てのコーナーは均一な厚みを持つものとして扱われます。 コーナーを厚みゼロとして処理した例
  3. 色設定で、色の範囲を設定します:
    • フルカラーレンジ を選択して、厚みのスケール に表示される様々な色で部品を表示します。
    • フルカラーレンジ を選択解除し、色の編集 をクリックして部品を ターゲット厚み色 と 厚い領域の制限色 の様々な色の濃淡で表示できます。
  4. 色設定 で、次のいずれかの 厚みスケール 表示オプションを選択します:
    オプション 説明
    連続 グラデーションのレンジを使用します。
    不連続 不連続な数の色のバンドを使用します。 値を設定します。
  5. オプション: パフォーマンス/精度（Performance/Accuracy）で以下を行います。
    1. 部品がマルチボディ部品である場合、グラフィック領域でボディを選択します。 厚み分析は、一度に一つのボディのみ実行できます。 ボディの名前は分析するボディ（Body for Analysis） に表示されます。
    2. 選択したエンティティのみに厚み分析を実行するには、グラフィック領域で面を選択してください。 面の名前がローカル分析する面（Faces for local analysis） に表示されます。
    3. 解像度（Resolution）に、低（Low）、中（Medium）、または高（High）を選択します。
      テセレーション サイズ（Tesselation size）では、提案された値を反映して値が更新されます。
    4. 解像度をカスタマイズするには、ユーザー定義値を入力します。 大きな境界ボックスを持つモデルの場合や、特定の解像度を定義する場合にユーザー定義値を使用することを検討してください。
      ユーザー定義テソレーション サイズ（Tesselation size）の値は、低（Low）解像度の提案値を超えることはできません。
  6. 計算 をクリックします。
    部品の色が様々な濃淡で表示され、厚みの違いを表します。
    ポインタを部品の上でドラッグすると、ツールティップに厚みの値が表示されます。