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-MakeBlockAttribute

-MakeBlockAttribute コマンドは、ブロック属性定義の作成に使用します。

これは、MakeBlockAttribute コマンドのコマンド ウィンドウ バリアントです。

ブロック属性定義により変数や固定のテキストをブロックに添付できます。ブロック属性を含むブロックを挿入すると、各ブロック属性の値の指定を求めるプロンプトが表示されます(値が定数で定義されている場合を除き)。

単一行または複数行のオブジェクトとしてブロック属性を定義できます。

ブロック参照のブロック属性は、後で EditBlockAttribute コマンドで編集できます。名前、リクエスト、値は EditAnnotation コマンドで編集できます。

簡単なブロック属性を定義するには:

  1. コマンド プロンプトで -MakeBlockAttribute と入力します。コマンド ウィンドウにデフォルトの設定が表示されます。
  2. 動作オプションを指定します。
    • 注釈(Annotative)。定義したブロック属性でブロックを挿入するときに注釈尺度を適用するかどうかを指定します。ブロック属性を含むブロックが注釈エンティティとして定義されている場合、ブロック属性はブロックの方向に従います。
    • 非表示:ブロック属性値をブロック参照で表示するかどうかを指定します。有効にすると、値は図面での挿入時に表示されません。 後で解析するための、図面には表示の必要がない情報をブロック属性に含む場合、このオプションを使用します。このオプションは、ブロック属性が多すぎて図面が不明瞭な場合に有効です。非表示のブロック属性を一時的に表示するには、DisplayBlockAttributes コマンドを使用します。
    • 固定(Fixed)。ブロック属性で定数または変数の値を表示するかどうかを指定します。有効にすると、ブロック属性のデフォルト値は定数の値になり、変数データは指定できません。
    • ブロック内でロック(Lock in Block)。 ブロック参照内のブロック属性をロックするかどうかを決定します。ロック解除すると、エンティティ グリップを使ってブロック属性を移動できます。
    • 定義済み(Predefined)。ブロック属性がデフォルト値を受け入れるかどうかを指定します。 有効にすると、値は要求されません。このオプションを使用し、挿入後に編集コマンドを使って編集することができます。
    • 検証(Validate)。ブロック挿入時に、ブロック属性が正しいか検証を求めます。
    • マルチライン(Multilines)。ブロック属性が単一行か複数行かを指定します。文字設定オプションは、指定した動作に基づきます。
  3. Enter キーを押してオプションの指定を終了します。コマンド ウィンドウに、現在の設定が表示されます。

      注記: マルチライン(Multilines)が無効になっていることを確認してください。

  4. ブロック属性の名前を指定し、Enter キーを押します。文字数は任意です。
  5. ブロックの挿入時にコマンド ウィンドウに表示するキャプション文字列を指定します。最大 256 文字まで表示できます。
  6. ブロック属性のデフォルト値を指定します。最大 256 文字まで表示でき、定数でも変数でも構いません。
  7. グラフィックス領域でブロック属性の位置を指定します。

    - または -

    次のいずれかのオプションを指定します。

    • 位置合わせ(Justify): 挿入点に対するブロック属性文字の位置と整列(たとえば、左上端に整列する場合には TL)を設定します。(垂直位置合わせ: T = 上端、M = 中央、B = 下端、水平位置合わせ: L = 左端、C = 中央、R = 右端)。
    • スタイル(Style): 文字スタイルを設定します。新しい文字スタイルの作成はTextStyleコマンドにより行えます。

  8. ブロック属性内で使用する文字の高さを指定します。
  9. グラフィックス領域でブロック属性の挿入角度を指定します。

    - または -

    0° から 360°までの値を入力します。反時計回りの場合は正の値を、時計回りの場合は負の値を入力します。

マルチライン ブロック属性を定義するには

  1. コマンド プロンプトで -MakeBlockAttribute と入力します。コマンド ウィンドウにデフォルトの設定が表示されます。
  2. マルチライン(Multiline)オプションを指定します。
  3. 他の動作オプションを指定します。
    • 注釈(Annotative)。定義したブロック属性でブロックを挿入するときに注釈尺度を適用するかどうかを指定します。ブロック属性を含むブロックが注釈エンティティとして定義されている場合、ブロック属性はブロックの方向に従います。
    • 非表示:ブロック属性値をブロック参照で表示するかどうかを指定します。有効にすると、値は図面への挿入時に表示されません。 後で解析するための、図面には表示の必要がない情報をブロック属性に含む場合、このオプションを使用します。このオプションは、ブロック属性が多すぎて図面が不明瞭な場合に有効です。非表示のブロック属性を一時的に表示するにはDisplayBlockAttributes コマンドを使用します。
    • 固定(Fixed)。ブロック属性で低数値または変数値を表示するかどうかを指定します。有効にすると、ブロック属性のデフォルト値は定数値で、変数データは指定できません。
    • ブロック内でロック(Lock in Block)。 ブロック参照内のブロック属性をロックするかどうかを決定します。ロック解除すると、エンティティグリップを使ってブロック属性を移動できます。
    • 定義済み(Predefined)。ブロック属性がデフォルト値を受け入れるかどうかを指定します。 有効にすると、値は要求されません。このオプションを使用し、挿入後に編集コマンドを使って編集することができます。
    • 検証(Validate)。ブロック挿入時に、ブロック属性が正しいか検証を求めます。
  4. Enter キーを押してオプションの指定を終了します。
  5. ブロック属性の名前を指定し、Enter キーを押します。文字数は任意です。
  6. ブロックの挿入時にコマンド ウィンドウに表示するキャプション文字列を指定します。最大 256 文字まで表示できます。
  7. ブロック属性のデフォルトの文字を指定します。文字の各行に対してプロンプトが表示されます。必要に応じて任意の行数を指定できます。
  8. 文字のすべての行を指定したら、Enter キーを押します。
  9. グラフィックス領域で、マルチライン ブロック属性の最初のコーナーを指定します。
  10. マルチライン ブロック属性の反対側のコーナーを指定するか、文字設定オプションを指定します。
    • 角度(Angle): ブロック属性の挿入角度を指定します。ブロック属性の挿入角度を指定します。0° から 360°までの値を入力します。反時計回りの場合は正の値を、時計回りの場合は負の値を入力します。
    • 高さ(Height): ブロック属性内で使用する文字の高さを指定します。
    • 位置合わせ(Justify): ブロック属性文字ボックスの位置と整列(たとえば、左上に整列する場合は TL)を指定します。(垂直位置合わせ: T = 上端、M = 中央、B = 下端、水平位置合わせ: L = 左端、C = 中央、R = 右端)。
    • 線間隔(Line spacing): 属性内で使用する線間隔を指定します。線間隔は、ある文字行の基準線と次の文字行の基準線の間の垂直距離です。オプションを指定します:
      • 最小(At least): 行の最大フォントに合わせるために必要な最小線間隔を設定します。
      • 指定値(Exactly): 固定された行間隔距離または率を設定します。段落内ですべての線を等間隔に配置するには、指定値間隔を使用して、行で最大の文字に合わせるのに十分な間隔を指定します。
    • 文字スタイル(TextStyle): 文字スタイルを指定します。文字スタイル名を入力するか、あるいは Enter キーを押して標準(Standard)のデフォルトを受け入れます。新しい文字スタイルの作成は TextStyle コマンドで実行できます。また、? オプションを指定して、利用できる文字スタイルのリストをコマンド ウィンドウに表示することもできます。
    • 幅(Width): 複数行のブロック属性に対し、次の行に折り返す前の文字行の最大幅を定義します。文字行の長さに制限がないことを定義するには、値を 0.00 に設定します。

        注記: このオプションは、マルチライン(Multiline)オプションが選択されている場合にのみ利用できます。

アクセス

コマンド: -MakeBlockAttribute



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