ライブラリ解析フィーチャーの作成

解析ライブラリ フィーチャーを作成するには、まず解析ライブラリに含める解析フィーチャーを定義するスタディを作成する必要があります。解析ライブラリは部品(マルチボディを含む)およびアセンブリ ドキュメントから作成できます。解析ライブラリには *.sldalprt または *.sldalasm 拡張子が付きます。

解析ライブラリ フィーチャーを作成するには:

  1. 部品あるいはアセンブリ ドキュメントを開きます。
  2. ファイル > 指定保存 をクリックします。
    1. installation_directory\data\Analysis Library\Examples フォルダか同じパスのサブフォルダを参照します。 別の解析ライブラリ パス(Analysis Library path)を定義することもできます。
    2. アクティブ ドキュメントが部品ドキュメントの場合は ファイルの種類(Save as type)を Analysis Lib Part (*.sldalprt) に、アクティブ ドキュメントがアセンブリ ドキュメントの場合は Analysis Lib Assembly (*.sldalasm) します。
  3. 保存(Save)をクリックします。
    プログラムがドキュメントを適切な拡張子で保存します。
  4. スタディを作成します。
    解析ライブラリ フィーチャーは、静解析、固有値解析、座屈解析、熱伝導解析、非線形解析スタディで作成できます。
  5. Simulation スタディ タブをクリックします。
    2つの新しいフォルダーがSimulation スタディ ツリーに表示されます。それらは、ライブラリの参照ライブラリの値です。これらのフォルダーには、ライブラリに追加したアイテムに従ってデータが追加されます。
  6. 解析ライブラリに追加する荷重や拘束、結合を定義します。
    スタディ特有のコメントを追加できます。 Simulation ツリーで、トップにあるスタディ アイコンを右クリックして プロパティ(Properties)を選択します。 所見(Remark)タブにコメントを入力して OK をクリックします。
  7. Simulation スタディ ツリーでライブラリに追加するアイテム(例えば固定-1)を右クリックし、ライブラリフィーチャーに追加(Add to Library Feature)を選択します。
    固定-1アイコンが から に変化し、このアイテムがライブラリに追加されたことを表します。このようにして必要に応じてアイテムをライブラリに追加していきます。
  8. ファイル(File) > 保存(Save) をクリックします。

1 つのライブラリ フィーチャーの追加

解析ライブラリに一個のライブラリフィーチャーを追加するには:

  1. Simulation スタディ ツリーで、解析ライブラリに追加したい荷重、拘束、または結合を定義します。
  2. 追加したいアイテムを右クリックし、例えば、Force-1を右クリックし、ライブラリに追加 (Add to Library)を選択します。解析ライブラリにアイテムをドラッグすることも可能です。
  3. ファイルに保存ライブラリに追加 PropertyManager で、解析ライブラリ内の目的のフォルダを参照します。
  4. をクリックします。
    フィーチャーは拡張子 .sldsimfvt で解析ライブラリの選択されたフォルダーに保存されます。

ライブラリ フィーチャー PropertyManager(Library Features PropertyManager)

ライブラリ フィーチャー PropertyManager では、部品またはアセンブリドキュメントのアクティブなスタディに解析ライブラリ フィーチャーを挿入することが可能です。

参照先

参照先 ライブラリ フィーチャーを挿入するのに必要な参照を一覧表示します。

値(Values)

フィーチャー ライブラリで定義されているライブラリ フィーチャーの値を一覧表示します。

ライブラリ値を上書き(O) PropertyManagerのライブラリ フィーチャーの値を修正するにはこのオプションをチェックします。
名前(Name) ライブラリ値 項目の名前を表示します。
値(Value) ライブラリで定義されているライブラリ フィーチャーの値を表示します。
単位 ライブラリ フィーチャーの値を示す場合の単位を表示します。
範囲