PLM 属性をユーザー定義プロパティに割り当て

Design with SOLIDWORKS アプリケーションでは、製品ライフサイクル管理(PLM)属性をユーザー定義プロパティに割り当てることができます。

PLM 属性は、SOLIDWORKS ドキュメントをプラットフォームに保存すると、3DEXPERIENCE に保存(Save to 3DEXPERIENCE) ダイアログ ボックスに表示されます。属性には、以下があります。
  • ブックマーク
  • リビジョン
  • 完成度状態
  • コラボレーション スペース
  • 予約の所有者

部品またはアセンブリのコンフィギュレーション プロパティ(Configuration Properties)タブや図面のユーザー定義(Custom)タブを使用して PLM 属性を割り当てます。これらの属性は、自動的にテキスト プロパティとして割り当てられます。

プロパティ(Properties)ダイアログボックスでは タイプ(Type)テキスト(Text)と、値/テキスト表現(Value/Text Expression)$PLMPRP:"PROP ID" と入力されます。たとえば、エンタープライズ項目番号(Enterprise Item Number)$PLMPRP:"V_PartNumber" です。

コンフィギュレーション プロパティ(Configuration Properties)タブで構成の既存の PLM 属性に新しい名前を作成できますが、親部品またはアセンブリのプロパティを作成や編集することはできません。

値/テキスト表現(Value/Text Expression)プロパティ ID(Prop ID)を選択して、プロパティを PLM 属性にリンクすることもできます。

ドキュメントを 3DEXPERIENCE Platform に保存していない場合、属性はプロパティ(Properties)ダイアログ ボックスで評価されません。

SOLIDWORKS 2018 以前で作成されたコンフィギュレーションに PLM 属性を追加するには、ユーザー定義プロパティを SOLIDWORKS 2022 以降で新しいフォーマットにアップグレードする必要があります。

ユーザー定義プロパティのアップグレード

SOLIDWORKS 2018 以前で作成されたドキュメントのユーザー定義プロパティをアップグレードすると、MySession 内の SOLIDWORKS 部品、アセンブリ、図面の PLM 属性を更新できるようになります。

ユーザー定義プロパティをアップグレードするには:

FeatureManager デザイン ツリーで部品名またはアセンブリ名を右クリックし、ユーザー定義プロパティのアップグレード(Upgrade custom properties)をクリックします。

ユーザー定義プロパティをアップグレードすると、前の状態に戻すことができません。