固有値解析に必要な入力データ(Required Input for Frequency Analysis)

固有値解析を行うには以下のデータが必要です。

メッシュ分割されたモデル 解析を実行する前に、モデルをメッシュ分割する必要があります。点-点 および 接触条件はサポートされていません。
材料特性(Material properties) 材料プロパティには質量密度が必要なことに注意してください。
算出されるモード このオプションは選択されているソルバに依存します:
  • Intel 直接スパース ソルバの場合は、計算する固有値数(Number of frequencies)を指定する必要があります。オプションで、次に最も近い周波数を計算(Calculate frequencies closest to)で固有周波数を指定できます。ソルバは指定された値に最も近い周波数を計算します。値が指定されない場合、ソルバは最小周波数を計算します。
  • FFEPlus ソルバでは、固有値数(Number of Frequencies)と上限周波数のどちらでも指定できます。FFEPlus ソルバは自動的に剛体モード(ゼロ周波数を持つモード)を自動的に追加します。例えば、サポートされていないモデルの固体に対する 5 次モードを求めると、FFEPlus は 6 次の剛体モードと 5 次の柔軟モードを算出します。

拘束条件と荷重の設定はオプションです。

Intel 直接スパース ソルバを使用する場合、適切な拘束を付加するか、モデルを安定化させるためにソフト スプリングを使用(Use soft spring to stabilize the model)オプションを有効にして、モデルを安定させる必要があります。自動(Automatic)ソルバ オプションを使用し、拘束条件が定義されていない場合は、プログラムは FFEPlus ソルバを使用します。