クリップがドロップされたら自動的にルートを作成(Automatically route on drop of clips)ルーティング オプションを使用するには、ケーブル クリップに次が含まれている必要があります:
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2 つのルート点: ルート点は、部品をクリップ構成部品として識別し、自動ルーティングで入り口/出口となる点を定義します。
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2 つのルート点の間の軸: 軸は、事前にアセンブリに配置したクリップのルート中心線を定義します。
クリップをルーティング アセンブリにドロップすると、ルートが RPoint1 と RPoint2 の間の軸に沿って作成されます。 そのため、クリップに複数のルート点が含まれる場合は、ルートの設計意図に従って最初の2つのルート点を作成するように注意してください。
複数のルート点を含むケーブル クリップ |
結果のルート |
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更に、クリップを整列するために、次を追加できます:
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回転軸という名の軸を追加すると、クリップをアセンブリに配置しながら、あるいは配置してから回転できます。
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クリップ軸という名の軸を追加すると、その軸を、アセンブリにあるエッジまたは軸に整列させることができます。 たとえば、2 つのルート点の間にある軸の名前をクリップ軸に変更できます。
また、ケーブルの直径が変更したときに自動的にクリップをサイズ変更するには、次を実行する必要があります:
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データのフィルター: フィルタースケッチというスケッチで、3 つの同心円を作成し、寸法付けします:
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呼び径@フィルタースケッチ。クリップの呼び径です。
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内径@フィルタースケッチ。クリップに合わせることのできる一番小さいバンドルの直径です。
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外径@フィルタースケッチ。クリップに合わせることのできる一番大きいバンドルの直径です。
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重複するコンフィギュレーション: 設計テーブルを使用して、フィルターデータ用のクリップの複数コンフィギュレーションを異なるサイズ、及び異なる値で作成します。 あるサイズの内径は、その 1 つ下のサイズの外径よりも小さい値を持つ必要があり、コンフィギュレーションのセット全体が、開いている間隔なく、最大サイズから最小サイズを網羅している必要があります。